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芦川いづみ、デビュー65周年記念! (その3)

芦川いづみ主演作品の中でも一番好きなのが『あした晴れるか』と言う1960年公開の映画だ。こちらは以前神保町シアターで観た時にブログでも取り上げた。今回の記念上映企画でもラインアップに入っているのだが、芦川いづみファンの間でもかなり人気が高い作品なのだ。




ストーリーだが、カメラマン・耕平(石原裕次郎)は、"東京"をテーマに仕事を依頼され、勝気な宣伝部員・みはる(芦川いづみ)と行動する事に…。黒縁眼鏡の芦川のコメディエンヌぶりが最高にキュートな、痛快ラブコメディ。芦川いづみの弾けた演技と、美しきメガネ姿はマニアにはたまらない魅力だ。





前回も書いたが、この映画も高度経済成長期の東京が描かれ、銀座のクラブや秋葉原の青果市場など、エネルギーに満ち溢れた東京の姿が残された貴重な文化遺産とも言える映画だ。



この映画があまりにも好きなので、先日ついにDVDを購入してしまったが、実はこの映画のDVDは出回っている数が少なく、かなり貴重な作品で、僕も足鰍ッ2年をかけてなんとか入手したので、苦労した分、また一際特別な芦川いづみ作品となった。この作品も石原裕次郎との共演だが、テンモフ良いやり取りや、全体的にオシャレな感覚や映像表現が見事に結実した傑作である。



また嬉しいことに、今年は65周年を記念した企画として、芦川いづみ主演作品10タイトルが、初めてDVD化されることになり、4月、5月にそれぞれ5タイトルずつリリースされることになった。



この中で、吉永小百合と姉妹役で共演した『真白き富士の嶺』と、『いのちの朝』と言う2作品を購入した。これでしばらくは芦川いづみワールドに浸れるだろう。とても楽しみである。



それにしても、イズミストとしてはなんとも感動的な65周年記念イヤーである。他にもまたイベントなどが開催されることを期待したい。

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