地元にも昔結構あったうなぎ屋さんがどんどん消えてしまっている。以前は青葉台駅近くにもうなぎ屋さんがあったが、いつの間にかなくなってしまい、今では美味しいうなぎ屋さんを近所で見つけることは難しくなった。うなぎも安くないので、一般的にやっていくのはなかなか難しいのかもしれない。
そんな中で近所にある貴重なうなぎ屋さんが、寺家ふるさと村にある。寺家ふるさと村は、実家の近くにある自然保護地域で、昔ながらの田園・田舎風景が楽しめる場所として親しまれている。週末は多くのバードウォッチャーやハイカー、そして僕のようなワンちゃんの散歩などで多くの人が訪れる。また、Blue Door Coffeeや懐石のひらさわなどのお店も若干あり、意外にも侮れない人気観光スポットなのである(笑)。特にコロナの時は大いに賑わっていた。
この寺家の一角に、『四季の家』という寺家の総合案内所として機能している施設で、ここに大きな駐車場があり、散歩に訪れる時には大いに重宝している。そしてこの『四季の家』の中に、『寺家乃鰻寮』といううなぎ屋さんがあるのだ。
店内も広く開放的で、大きな窓からは田園風景を楽しむことも出来る。
お蕎麦や天丼などもあって、ランチはいつも結構賑わっている。お持ち帰りも出来るメニューもあり、上うな丼で価格は4,644円とうな丼としては比較的リーズナブルだ。先日ランチで訪れてみたが、うな丼と海老天ぷらそばのセットを注文。程よい量でとても美味しい組み合わせであった。うなぎもなかなか上質な味わいで美味しかった。
うな丼はそんなに頻繁に食べるものではないが、実家の近くにこのようなうなぎ屋さんが残っているのは貴重だし、田園風景を楽しみながら長閑にうなぎを楽しむのもまた豊な時間の過ごし方である。