今年は、松田聖子デビュー40周年という記念すべき年であり、特別なイベントやライブツアーなども予定されていたようだが、コロナの影響で残念ながら殆どが中止、又は延期になってしまったようだ。しかしそんな中、40周年記念アルバムが9/30に無事リリースされたのは何とも嬉しいニュースであった。最近アルバムを購入する時は、iTunesでダウンロードが殆どなので、あまりCDを買わなくなっているが、今回は記念として久々にCDを買うべく、予約注文した。
このデビュー40周年記念アルバムの宣伝で、幸運なことに松田聖子が出演した特別番組も幾つかテレビ放映された。その番組とは、“NHK特番”、いつも見ている“関ジャム”、“ミュージックステーション”秋の特番(生歌唱)、そして“MUSIC FAIR”の4番組である。それぞれ少し違った趣向で特番を組んでいたが、いずれも80年代絶頂期の聖子ちゃん懐かし貴重映像なども交えて気合いの入った構成であり、どの番組も、松田聖子黄金時代の振り返りと、彼女の今を知る上で、とても楽しむことが出来た。
アルバムのタイトルは、ズバリ『SEIKO MATSUDA 2020』。ジャケットは、80年代の聖子ちゃんと現在の聖子さんの写真が並べられており、記念アルバムに相応しい良いデザインとなった。それにしても、80年代の聖子ちゃんは初々しくて最高に可愛いし、当時大ファンだった自分の思い出とダブる。そして、その可愛い聖子ちゃんに負けず劣らず、今の聖子さんは太ることも、極端に老いた印象も無く、顔の輪郭も変わらず、年相応の美しい大人な女性になっているのがまた嬉しい。40年を経た今も、この美貌をキープ出来るというのはある意味驚異的だ。それなりに美容には気を使っているものとは思うが、それにしても素晴らしいものがある。
記念アルバムに収録されたのは下記10曲。
1) 瑠璃色の地球2020
2) セイシェルの夕陽~40th Anniversary~
3) 赤いスイートピー(新録、英語バージョン)
4) SWEET MEMORIES ~甘い記憶~
5) いちご畑でFUN x4
6) 風に向かう一輪の花
7) La La!明日に向かって
8) 40th Party
9) そよ風吹いたら~I can hear the sound of the waves~
10)赤いバラ手に抱え
『瑠璃色の地球』、『セイシェルの夕陽』、『赤いスイートピー』、『SWEET MEMORIES』は、どれもこれまでにリリースされた大ヒット曲だが、全て新たに録音されている上、赤いスイートピーは初の英語バージョン、SWEET MEMORIESは、逆にサビの英語パートを日本語にした新しいバージョンとなっている。
また注目すべきは、『いちご畑でFUN x 4』。これは大瀧詠一が作曲したものだが、1981年にリリースされた松田聖子のアルバム、『風立ちぬ』に収録されている大瀧詠一作曲の『いちご畑でつかまえて』と、自身の名曲、『FUN x 4』を合体させたもの。当時から合体したバージョンを構想していたらしく、大瀧詠一没後7年目にして、このような音源が収録されたというのもまた感慨深い。しかも、この曲はiTunesダウンロード版には収録されておらず、CDを買わないと聴けないのだ。
アルバム最大の目玉は、やはり新曲『風に向かう一輪の花』。これは財津和夫が36年ぶりに作曲した曲として大きな話題となっている。財津和夫と言えば、松田聖子の黄金時代前半を彩った『チェリーブラッサム』、『夏の扉』、『白いパラソル』と立て続けに3つのシングルヒットを手鰍ッたことでも有名だが、本当に久しぶりの作曲依頼となり、ファンも歓喜した。
作詞は松田聖子本人。先に出来あがっていた歌詞に、財津和夫が曲を付けた格好で、詞が先なのは珍しい。タイトルの通り、色々と過酷であった筈の券\界で40年も生き抜いてきた心境と、これまでの感謝を詞に込めたようだが、それだけに美しい財津和夫のメロディーに乗った松田聖子の決意の詞は、心に響くものがあった。
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