今回のアルバムは日本映画の「Death Note」からスピンオフした映画「L Change the World」の主題歌ともなっているシングル、「I’ll be Waiting」を収録。また、1曲目のアルバムタイトル曲「Love Revolution」、2曲目の「Bring it On」、4曲目の「Love Love Love」などは、如何にもレニーらしい、シンプルなロックナンバーとなっていて嬉しい。ちなみに、彼らしいギターサウンドがカッコいいこの「Love Love Love」だが、歌詞は下記のような感じである。
Don't need no television
Don't need no movie stars
Don't need custom private planes
Don't need no politicians
Don't need no stocks and bonds
Don't need no cars or boats or trains
Don't need no diamond jewelry
Don't need no rare cigars
Don't need no magnums of champagne
Don't need no penthouse mansion
Don't need no Paris fashion
Don't need no shiny golden chain
There ain't nothing you can give me I'm already there
I got love
I got love love
I got love love love
驚くほど単純な歌詞で、日本人でも簡単に書けてしまうような内容だが、これがレニーのギターサウンドに乗ると、最高にカッコいい曲にたちまち仕上がってしまうから面白い。レニーはそのルックスも相当インパクトがある。ある意味、視覚的にPrinceにもやや通ずるような灰汁の強さが特徴的でもあるが、これまでのアルバムジャケット写真を見てもわかると思う。最近では比較的におとなしくなっているように思うが。
写真上段左より、「It’s time for a Love Revolution」、「Baptism」、「Lenny」、「Greatest Hits」、下段が「5」、「Circus」、「Are you gonna go my way」、「Mama Said」。
前作の「Baptism」はなかなか素晴らしい曲が満載だった。血のように真っ赤な液体の中に裸でギターを抱えているというインパクトのあるアルバムジャケットに収録された曲はどれも粒揃いだ。「Minister of Rock and Roll」、「I don’t want to be a star」、「Lady」、「California」など前半の曲はどれも痛快なロックンロールで最高な仕上がりだ。「Lady」は特に印象に残っている曲である。
これから初めてレニーを聴く人には、やはり2000年に発売されたベストアルバムの「Greatest Hits」がお勧めである。これには日産のCMにも使用され日本でも大ヒットした「Fly Away」や、彼最大のシングルヒット曲にもなっている「It ain’t over till it’s over」、如何にもアメリカらしい「American Woman」、そして個人的に最も好きなシングルである「Are you Gonna go my way」を収録。素晴らしいラインアップになっており、レニーのロックンロール魂満載の内容になっているのだ。
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