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最近モダンジャズにまたハマってます!

レコードをまた聴くようになって、やっぱりジャズアルバムをじっくり聴きたいと思うようになり、最近“モダンジャズ”がまたマイブームとなっている。そこで、先日レコードとして新たにこちらの2枚のジャズアルバムを購入したので紹介したい。

1枚はマイルス・デイヴィスのライブアルバム、『Miles Davis at Carnegie Hall』、そしてもう1枚がハービー・ハンコックの名盤、『Maiden Voyage』である。

1) Miles Davis at Carnegie Hall / Miles Davis

マイルス・デイヴィスが1961年にあのニューヨーク/カーネギーホールでライブパフォーマンスした音源を収録したアルバム。マイルス・デイヴィスクインテットと、ギル・エヴァンスのオーケストラ編成によるライブであり、ギル・エヴァンスとは計4枚のアルバムで共演しているが、こちらは4枚目で、唯一となるライブアルバム。カーネギーホールでの演奏という意味でも貴重な音源だが、元々ライブアルバムにする予定はなかったが、あまりにも素晴らしい演奏だったので、マイルスの了承を得てライブアルバム化されたらしい。マイルスのアルバムの中では特別有名なアルバムではないかもしれないが、知る人ぞ知るジャズライブの名盤らしく、コアなマイルス・デイヴィスファンの間ではこのアルバムを高く評価している人も多い。僕も初めてこのアルバムを聴いたが、そのダイナミックな臨場感に思わずハマってしまった。確かに、ライブ盤ならではの粗さもあるが、それも含めその日限りのダイナミックな生演奏は二度と再現できるものではなく、カーネギーホールでの感動をキャプチャーしたアルバムで追体験出来るというのは何ともPricelessな経験であると感じた。

2) Maiden Voyage / Herbie Hancock

このアルバムは1965年にリリースされたものだが、以降、ジャズ史上の名盤として常に上位にランクされているほど有名な1枚である。当時ハービー・ハンコックはまさにマイルス・デイヴィスクインテットなどでピアノを演奏していた頃で、このアルバムはモードジャズの定番として、“処女航海”をテーマにした物語性をもって、美しいジャズピアノが奏でられている。ジャズの名盤として、このアルバムの存在は長年知っていたものの、なかなかじっくりと聴く機会がなく、最近レコード店で発見したので、思わず購入してしまった。ハービー・ハンコックと言えば、僕の中では80年代にリリースしたヒップホップとジャズが融合したアルバム『フューチャーショック』に収録された『Rock It』をリアルタイムで聴いていたが、この曲があまりにも衝撃的で、ジャズというよりはエレクトリックヒップポップ的な印象が強かったのだが、それまでのハービー・ハンコックの輝かしいモダンジャズ、モードジャズをキャリアを知る上で、この『Maiden Voyage(処女航海)』は最低限抑えておくべきアルバムだと後に知った記憶がある。今回レコードで聴いてみたがとても聴きやすく、評判通り素晴らしいアルバムであった。

ジャズに関しては決して詳しいわけではないのだが、ジャズの名盤は数えきれないほどあるので、ハマり出すと結構な底なし沼である(笑)。これからも少しずつ色々なジャズアルバムを自分なりに楽しんで行きたいと思う。

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