虹のある星

おバカに真剣、じゅんめんの自由帳

回復祈る

2008-03-11 00:39:48 | ことのは
・・・(前略)・・・「過去のいじめで苦しい。死にたい」という書き込みに、「どんなふうにいじめられたの。ひどいね。つらいね」というように、相手のつらさを分かろうとし、そして聞いてしまう書き込みがほとんどです。
聞いてしまうこと自体が、相手にとっては自分の苦しみを再確認することになってしまうのに。そして、最後は「私がついてます。頑張ろうね。死なないで」と答えてしまう。人は誰かに一生ついていることはできないのに。・・・(中略)・・・お願いです。人を救おうとしないでください。特にメールやネットで。絶対に救うことはできません。むしろ相手を追い込んでしまいます。人は誰でも、自分自身で自分を救わなくてはならないのです。・・・(後略)・・・

 ---水谷修 『こどもたちへ 夜回り先生ノート』
   2008年3月3日 東京新聞(夕刊)


苦しみを語るには、共感を得られる場が必要だ。
共感とは、しようとしてできるものではない。
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SEEK FOR EXIT

2008-03-01 23:51:47 | ことのは
今どうしてる
僕は相変わらずさ
そんなに別離れてないのに
話したくなるのは何故だろう
   ---出口雅之 『RIVER』

私はこの歌にどれだけ救われたかわかりません。
うまく伝えられなくて、
もし伝わったとしても、
どうにもならないという思いで、
ずっと抱えたままの気持ち。
私だけじゃない。
そう思ったら、軽くなった。
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空想家

2008-02-28 22:38:34 | ことのは
・・・世界中の人々が「望ましいあの世界」を夢みてたゆまぬ努力をつづけるなら、きっと私たちの行き着く先は国家の消滅ーーーひとりひとり自立した個人がおたがいの尊厳を認め合い、貧困も差別もなく、戦争や敗北も味わうことのない世界であるにちがいない。・・・
   ---高山文彦 『「少年A」14歳の肖像』
       文庫版あとがきより

ありえない。
おわらいぐさ。
それでも、いきる。
きっと、この世に生まれ出ることを選択したときから、
私たちは諦めきれない宿命なのだ。
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あなたはもう忘れたかしら

2008-02-19 23:04:40 | ことのは
爪の跡を 殺さない程度に
つけてやるぜ ズタズタになるまで


憶えてるぜ

忘れないぜ

恨んでるぜ

   ---聖飢魔Ⅱ 『鬼』




名曲です。


己の中の鬼を

解き放つ


ためではなく


飼い馴らす

ために




















































おまえのことだ
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寒いねぇ

2008-01-17 23:59:14 | ことのは
あの人たちと、
私とあの人との、
違いは何だろう?

同じようになりたいわけじゃない。
それでも、

憧憬、羨望、嫉妬、

消えない。





正しいことじゃなくても
ボロボロでもそばにいたい
   ---LIPNITZ 『アンブレラ』



あの傘、もうなくしちゃった。
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いつまで hungry?

2008-01-10 23:57:39 | ことのは
ばかね。あたしは薄情なあなたのおもちゃよ?
「だまされた」なんていわないで。
こわれてること、知ってたでしょ?

あたしは、


あなたに食べられたふり、してるだけなの。

I'm hungry girl.
とびきりの、すてきなうそをついてよ。
チープなやさしさでいいから、上手にだまして。
あたしはあなたの hungry girl.
   ---空夜 『hungry girl』


空夜について語るには、勇気がいる。
聴く人が聴けば、耳を塞ぎたくなるような曲もある。
けれど、空夜には、人の痛みを含めた、
すべてを包み込む大海原のようなやさしさがある。
miyoさんが紡ぎ出す言葉はもちろん、
海月さんが生み出す音にもそれが感じられる。

ライブをやって、ワーッと盛り上がって・・・。
って感じのユニットではないけど、
いつか生演奏を聴いてみたいと思っている。


わたしは、

・・・・・・フィギュア・・・?

・・・・・・フラワーロック・・・・?


差し詰め、・・・ニボシ・・・ってところか。
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大人な人ってどこにいるの?

2007-12-19 23:45:57 | ことのは
12月19日 愛の返ってこない人を愛さない

 愛の返ってこない人を愛してしまっていませんか。

 夫や妻のある人を愛してしまうと、愛は返ってきません。感情の冷たい人を愛してしまうと、愛は返ってきません。忙しすぎて、自分と一緒に過ごす時間のない人を愛してしまうと、愛は返ってきません。利己的な自分中心の人を愛してしまうと、愛は返ってきません。アルコール、薬物、ギャンブル、セックス、ショッピング、食べ物などに依存している人を愛すると、愛は返ってきません。子どもっぽい未熟な人を愛すると、愛は返ってきません。怒りを爆発させたり暴力を振るう人を愛してしまうと、愛は返ってきません。

 手に入らない不倫の愛は、ますます魅力的に感じられ、自分と一緒の時間がとれない人は、得がたい大切な人に思え、自分のことしか考えられない利己的な人は偉く見え、依存症になっている人は助けてあげなければと思い、子どもっぽい未熟な人はチャーミングに見えて、父親代わりや母親代わりになってあげたいという気になり、暴力を振るう人は、自分が悪いから相手が怒るのだから、怒らせないようにしなくてはなどと、どんどん相手に引き込まれるように愛してしまいます。

 こういう愛は、いくら時間を費やしても、努力をしても、お金をつかっても、満足のいくように愛は戻ってきません。愛の返ってこない人を愛するのは、もうやめましょう。あなたは愛されるのにあたいする人間なのですから。


西尾和美 今日一日のアファメーション
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引っ掛かった

2007-12-04 23:58:00 | ことのは
陽のあたる窓にかすかなリズムが
僕を揺らし走りだした
夢を駆りたてる美貌の騎士さえ
君のことを待てずにいた

眠りから覚めた草原に心も溶けてゆく
空の群れさえ 目を閉じ
   ---GRASS VALLEY 『輝くほとりに』

出口さんの詞は、わかるようでわからない。
メロディを壊さないための、耳当たりの良い言葉だけを並べている訳でもない。
音として聞き流してしまえば、それで済む。
でも、一度引っ掛かると、釣り針のように抜けない。
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LOVE AND PEACE

2007-11-11 23:59:50 | ことのは
心から逢いたいと 想うこと
心から逢いたいひとがどこかに在ること

心から逢いたいと想うひとがそばにいること
   ---B'z 『It's Raining...』

懐かしいね。
B'zは古くならないね。
でも、やっぱり、デビュー当時は肩パットだね。
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Please hear me.

2007-10-17 23:59:04 | ことのは
どうか私の言っていないことを聞いて
       チャールズ・C・フィン

私に騙されないで。
私がつくろう顔に騙されないで。
私は仮面を、千の仮面を被っているから、
それを外すのは怖くて、
どれひとつとして私じゃない。
うわべを飾るのは、第二の習性となった技巧、
でも騙されないで、
お願いだから騙されないで。
あなたに、私は大丈夫という印象を与える、
すべては順調で、私の内も外も静かに落ち着いているという、
自信が私の名前で、クールなのが私のゲームといった、
水面は穏やかで、私は指揮権を握っているといった、
私は誰も必要としないといった。

でも私を信じないで。
表面は穏やかに見えても、表面は私の仮面、
つねに変化し、つねに姿を隠す仮面。
その下に安心の字はない。
その下には混乱と恐れと孤独が居座っている。
でも私はそれを隠す。誰にも知られたくない。

私の弱みや恐れがむき出しにされると考えるだけで、
私はうろたえる。
だから私は血迷ったように隠れ蓑を付ける、
何気ないふうな、洗練された見せかけの仮面を、
うわべを飾る手助けをしてくれる、
見抜いているといった眼差しから私を守ってくれる仮面を。
でも、そんな眼差しこそが私の救済。
私の知る唯一の希望。
つまり、もしその後に私が受け入れられるのであれば、
もしその後に愛があるのであれば。

それは、私を私自身から解放してくれる唯一のもの、
私の自分で築き上げた牢獄の壁から、
私があんなにも丹精込めて作った砦から。
それこそが、私が自分自身に確証できないものを、
確証してくれる唯一のもの、
私にもじつのところ何らかの価値があるのだと。
でも私は、このことをあなたに言わない。あえて言わない。怖いから。
私はあなたの眼差しの後に受け入れが、
その後に愛が伴わないのではと恐れる。
あなたが私を劣っていると思うのでは、あなたが笑うのではと恐れる、
あなたの嘲笑は私を殺すのだから。
私は、結局のところ何者でもなく、ただ駄目な人間であることを恐れる、
あなたがそれに気づいて、私を拒否することを恐れる。

だから私は私のゲームをプレイする、命がけの、扮装ゲーム、
表に確信のうわべをつくろい、
内なる子どもは震えている。
そうしてきらびやかな、けれど空虚な仮面のパレードが始まる、
私の人生は前線となる。
私は無為に、口あたりのよいうわべだけのおしゃべりをする。
本当のところどうでもいいことは、全部あなたに話す。
本当に大切なこと、私のなかで泣いているものについては、
何ひとつ話さない。
だから私が私の決まりきった私を演ずるとき、
私の言っていることに騙されないで。
どうか注意深く聞いて、私が言っていないことを聞いて、
私が言ってみたいことを、
生き延びるために言わなくちゃならないのに、
私が言えないでいることを聞いて。

私は隠れたくない。
うわべだけのいんちきゲームはしたくない。
そんなゲームはやめてしまいたい。
私は本物で、自然で、私でありたい、
でもあなたが助けてくれなくちゃ。
あなたの手を差し伸べてくれなくちゃ、
たとえそれが、私が一番嫌うことのように見えても、
私の目から生ける屍のうつろな凝視を拭えるのは
あなただけ。
私を生に呼び戻せるのは、あなただけ。
あなたが親切で寛容で励ましてくれる時いつも、
あなたが本当の気遣いから理解しようとしてくれる時いつも、
私のこころに翼が生え始める、
とっても小さな翼、
とってもかよわい翼、
でもそれは翼!
私の感情にふれるあなたのパワーで、
あなたは私に命を吹き込める。
あなたにそのことを知って欲しい。

あなたが私にとってどんなに大切か、知って欲しい、
あなたは私という人間の創造者、
そう、真面目な話、創造者になりうることを、
もしあなたがそうしたいのならば。
あなただけが、私がその後ろで震えている壁を取り崩せる、
あなただけが、私の仮面を取り払える、
あなただけが、うろたえと半信半疑の私の影の世界から、
私の孤独な牢獄から、私を解放できる、
もしあなたがそうしたいのならば。
どうかそうして。私をやり過ごさないで。
あなたにとってやさしいことではないはず。

自分は役立たずとの久しい確信は、強大な壁を築く。
あなたが私に近づくほど
私はより盲目的にはね返すかもしれない。
それは不合理なこと、だけど本に書かれている人間とは違って、
しばしば私は不合理。
私は欲しくてたまらないまさにそのものに対して闘いを挑む。
でも愛は強大な壁よりも強いと人は言う、
そしてそこに私の希望はある。
どうかその壁を打ち壊して、
堅固な手で、
でも優しい手で、
子どもはとても敏感だから。

私は誰、とあなたはいぶかるかもしれない?
私はあなたがよく知っている人。
私はあなたが出会うあらゆる男たち、
あなたが出会うすべての女たちなのだから。
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