バックパッカー 中南米編 

2016-04-10 16:44:10 | 日記

8月1日 ビジャエルモサには早朝6時に着いた。           第9話
バスは暑い。町も暑い。とにかく暑い!!
このままパレンケ遺跡に行こうとしたがバスは無く、バスは午後の1時30分発。
バックパックを預かってくれるところを一通り捜したが見つからず、半端ない暑さに負けてバス停近くのジュース屋でお願いし、
取りあえずコーヒーショップで朝食。
オアハカに行く時プエルトエスコンディードで乗り合わせたスイス人のカップルとこんなところで再会した。
エアオンが効いているのでいろんな話をしながらどこにも行かずバスの時間まで居座った。
しかしバスは結局1時間遅れで、1時間暑さの中待機。ヤッパしか!? 2時30分に出発した。
こんなことは日常茶飯事で普通のこと。驚きに値しない。
パレンケ(PALENQUE)。ホテルミソルハ 2000ペソ=1.4ドル=約190円
非常にコンパクトな町、イヤ、村だが一応観光地なので店はある。
ある店では若いとてもきれいな女の娘が店番していたが、自分の綺麗さをかなり自覚しており、服装も小奇麗で日焼けしないように長袖を着、
顔を隠すようにベールをかぶっていた。「ヒナ(田舎)には稀な美女」とでもいうのかな。
日本人女性2人に会う。麻由子さんと千春さん
8月2日 パレンケ遺跡(AC300~900)見学(世界遺産)
この遺跡は世界的にも有名で中央アメリカのピラミッドはエジプトと違って墓がないという定説を覆した。
碑文神殿から発掘されたパカル王(?)の石棺は横2m、縦4mで、横に見るとロケットに乗って操縦桿を握っているように見えたためマヤ文明に宇宙人説が出た。
また、石棺の中にはヒスイのマスクを被った王が発見され話題となった。
しかし、メキシコ市にある国立人類学博物館に展示してあったがクリスマスイブに盗難に遭い「黒いサンタクロース」と呼ばれたらしい。
因みに犯人は捕まりヒスイの仮面は戻ったが今はレプリカの展示。
この神殿は、今は登れないようだ。
私が行った時は神殿の一番下の石棺の場所まで人がすれ違うには体がくっ付きあうほどの狭い石段を下りられたが、中はジメジメしており階段もヌルヌルだった。
きょうもかなり暑いが遺跡の中を歩けるだけ歩いた。
夜まで時間をつぶして汽車の駅へ。10時50分発
日本人の女性二人も駅にいた。
 電車来ず!? 待つ!! 待つ!! 待つ!! 待つ!! 待つ!! ひたすら待つ。
現在4時30分am 聞く人もいない。その後7時30分の張り紙あり。誰が? 何時?
張り紙したのだ。スイカを買ってきて待ち人みんなで分けて食べる。
6時ごろまで駅にいて、一緒に駅にいたアメリカ人と相談し、きっとこのまま駅にいても汽車は来ないだろうし、来ても出発はきっとその日の夜10時50分発だろうからと云うことになり、違う手段(バス)を選択しようと云うことになった。
彼女らに説明。一緒に行くと云うので通りを走っている車を見つけて交渉、メリダ行きが通るところまで乗せてもらった。
車代は忘れたが、スペイン語の上手な彼がたいした金額ではないと出してくれたのかもしれない。
早朝なのに異常に暑い!!
彼に「ここで大丈夫?」と聞くと「ちゃんと聞いたから大丈夫だ」と笑った。
ラティーノは結構いい加減だから心配なのだ。結局9時ごろまで待ってバスが来た。
ラッキーなことに座れた。 バス料金 1000ペソ=72セント=93円
メリダ(MERIDA)6時pm 着。 約9時間かかった。 
つまり前日の列車の駅から換算するとメリダまで20時間かかったことになる。 
女性2人も一緒に泊まると云うので、宿探し。
ホテル PAZ  一人3000ペソ=2.1ドル=約280円 シャワー付きだ。
順番にシャワータイムとなったが最後の俺の番になって途中で水が途切れる。
まっ、暑いからいいが回復するまで素っ裸で待機。やるせない!!
8月4日
彼女たちと別れて、取り合えず、洗濯(洗濯をしてくれるところを探すのだ)。12時30分に仕上がるとのこと。2000ペソ=約190円
その後、英国大使館を探したが、なかなか見つからない。聞く人聞く人違う道を教えるからだ。
熱くて、暑くて、死にそうだ!!
ベリーゼ(BELIZE)たぶん日本語では「ベリーズ」になっていると思うが、英国領となっているので通過ビザを取るためだ。
そのころはグアテマラと領有権争いをしており、グアテマラは自国領を主張していたがイギリスの力に押され実効支配をしていた。
(現在は独立している)
ベリーゼの魅力はマヤ遺跡やオーストラリアのグレイト・バリア・リーフに次ぐきれいなバリアリーフのカリブ海だが
私は通過を決めた。VISAは4時半ごろできるとのこと。
しかし、4時から5時ごろまで雷雨。街は水はけが悪く、道路を雨が川のように流れている。
ここからの遺跡巡りを止め、カンクン(CANCUN)に行くことにした。
しかし、チチェンイッツア(Chichen Itza)やウシュマル(Uxmal)に行かなかったことを後悔した。
100$us両替 1$=1412ペソ 前回より少し率がいい。

8月5日 カンクン着。
何時に出発して、何時に着いたのかシミで日記の判別ができない。
カンクンはアメリカ人のリゾートなのですべての物価が高い。
だからここからすぐにイスラムへ―レス島へ向買うことにした。
(Isla Mujeres)「女の島」と云う意味です。
南北に細長いこの島は全長およそ8㎞と小さい。
とにかく早朝で、すぐに船がないのでバスターミナルで4時間も過ごし、タクシーで船着き場まで。
タクシー料金は1500ペソ=140円くらいだ。
そこで、またまた、スイス人カップルに出合う。「女に島」には7時ごろ島に到着した。
逆算するとフェリーがだいたい45分~1時間くらい。カンクン出発がだいたい6時、バスターミナルの到着が1時amごろ。と云うことで、メリダの出発時間が深夜だったと予測される。