この二つの機能がついていると随分と設置も楽になるのだが、オレの10年前の機種ではもちろんこんな便利機能はついていない。
今までは机の上に置いてそこから正面に投射していたのだが、これだとプロジェクターの正面に陣取ると画面に自分の影が映ってしまうので自然と視聴位置はプロジェクターの斜め前ということになっていた。
ところがここで一つ気が付いたことがある。
よくプロジェクターは天吊りといって天井から投射してるのを思い出した。オプションに天吊り金具など売っているくらいだ。
しかし天井から投射すると極端に角度が付いてしまい台形の画面が出来上がってしまう。こうなると台形補正機能がついてないとどうしようもない。
そこで登場するのが上下反転機能。これは文字通り画面を逆さまにするためのものだが、この機能を使うと当然映し出される画面は逆さになっている。
じゃあ、どうすれば良いのかと言うと、プロジェクターをひっくり返せば良いというわけだ。
プロジェクターの画面は、下端は本体と水平位置、上端に角度をつけて投射される。だから本体を逆さにして上下反転機能を使うことで画面上端を本体と水平に持ってくることが出来る。こうすることで自分の頭の位置より上から投射できる仕組みだ。
まぁ、プロジェクターを愛用している人からすれば当たり前すぎて何言ってるんだって話なんだが、オレにとっては目からうろこな話ってわけ。
問題はどうやって天吊りするかという事なのだが、賃貸マンションの為天井に穴を開けて吊るすわけにはいかない。
当然オレと同じ環境で悩んでる人がいるだろうと調べてみると皆様々な方法で解決している。
一番多いのは突っ張り棒で床と天井を突っ張ってその間にプロジェクターを固定するという方法だ。プロジェクターは案外重いため、専用の突っ張り棒+固定金具まで売っているほどだ。
だが、これがいかんせん高くて3~4万程する。なるべく安くホームシアターを構築することを前提としているオレの考えに反するため却下。
だが、却下はしたものの、専用突っ張り棒が高いだけでこの案自体を使わない手はないと思い考え付いたのがコレ↓
ホームセンターでアイリスオーヤマのメタルラックと固定するためのネジ、アルミ板を買って簡易天吊りシステム完成だ。
見た目はアレだが、費用合計が5,000円未満とコストパフォーマンスはピカイチだ。
コレで真正面から映画を楽しめることが出来るし、机の上もスッキリした。一挙両得とはこのことだろう。
またまたオレの快適ホームシアターライフに一歩近づいたって話(・∀・)
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