迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

Day10・スコールのち雨たまに晴れ・那覇~宮古島(来間島)【沖縄9月】

2012年09月20日 | 旅する。

9月20日 木曜日 那覇→宮古島(来間島)

朝、まぁさがストロング酎ハイを飲んでいた。午前4時着の飛行機で帰還したそうだ。こういう朝にはさっそく飲み始める人々がいて、泥酔して飛行機に乗れなかったらどうするんだろう? とひとごとながら心配する。誰とは言いませんが。

朝食は〈ハイウェイ食堂〉で焼きそば(平麺)480円。荷作りをして9時半過ぎには月光荘を出た。今日は宮古島へと渡る日だ。

【着陸した途端にスコール】
11時05分発宮古行きスカイマークは10分遅れになっていた。離陸してからほとんど寝ていたが、着陸するころには眼下に東平安名崎や来間島が見下ろせた。

何の因果か、着陸した途端に雨がふりだした。しかも結構な勢いのスコールだ。

預け入れ荷物の海道具をピックアップして空港を出るとバンがとまっていて、これが今晩からお世話になるホテルハイビスカスのお迎えだった。てっちゃんとは初対面だが、彼が宮古島で宿でいごをやっていた時から勇名は聞いている。

【来間島、ホテルハイビスカス】
そのまま来間大橋を渡ってホテルハイビスカスへ。ヘルパーのうめちゃん(奈良出身)に出迎えてもらい、ドミトリーに荷物をおいて宿泊カードに記入し、2泊+送迎で4500円を前払いして、館内を案内してもらう。

外に出て雲を見ると黒い雲が多い。間違いなく雨が降る、とは思ったが、「お昼がてら、散歩に行ってきます」と外に出た。初めての宿に来た時に周辺を歩くのはもはや習慣みたいなものになっている。橋方向に降りていく。お店はこのへんにかたまっているようだ、というか以前(6年前)来た時からそれほど増えていない。

来間島守くんは、2次元だった。

 同じ道を戻って集落に入ったところで案の定雨が降ってきた。無理せず雑貨屋〈ゆーびんやー〉で雨宿りして、小ぶりになったところでいったんハイビスカスに戻る。

同宿のみなさんはランチ中で、そのあとのゆんたくでは「パチンコ屋バイトあるある」が展開され、本家アメトーク以上に面白かった。

【ムスヌイ浜まで】
さて、雨もあがったようなので散歩に再チャレンジして、店が閉まらない前に来間味噌そば700円をいただく。

今度は集落に入る前に左折して海へ向かう。ムスヌイ御嶽のそばに浜があり、島人がひとりで日光浴していた。

集落方向に戻り、竜宮展望台へ。この展望台には6年ぶりに上ったが、来間大橋から与那覇前浜を見下ろす景色はやはり素晴らしい。天気は悪いけど。

【長間浜で泳ぐ】
少し日が差してきたので「泳ぎに行く!」と決めてハイビスカスで着替えて改めて長間浜への道をうめちゃんに聞く。

15分くらい歩くと、わナンバーのクルマがいくつも停まっていた。海を眺めているだけの観光客が多かったが、何人かはシュノーケリングしていたので海に入ってみる。

波は荒れていたがけっこう透明度は高い。

たまに太陽の光が海の底を照らすと、神秘的な光景が広がる。

白い砂にサンゴ礁、ツノダシ、チョウチョウウオ、クマノミを見ることができた。

ハイビスカスに戻って機材を洗い、シャワーを浴びるとすることがない。蚊に刺されたり、ギターを弾いたり。

【お好み焼きと泡盛と】
来間小中学校の校内放送のマイクが入りっぱなにしなっていて、室内の会話がそのまま島中に流れていた。のどかな島である。

やがて空港に送迎に行っていた一行が帰ってきた。石垣島に帰るはずだったのに空席がなくて乗れなかったり、多良間島が八月踊りで宿がなくて帰ってきたり、いろんなハプニング満載だった由。

夕食はお好み焼きパーティー、ビールに泡盛。カウンターで飲むのもいいし、大テーブルを囲むのも楽しい。

勝手にお互いを「富永愛」「上村愛子」「宮川大輔」「オードリーの春日」「声は千原ジュニア」「ジャン・レノ」などと言い合う。

さらに学生の面々のバイト先での恋や、別れた元カノジョの話なんかを酒の肴にする。

そして夜半、てっちゃんの「飲みに行くで!」の一言でほぼ全員が西里へタクシーで飲みに行く。残ったのは翌日にダイビングを控えた二人とヘルパーのうめちゃん、そして私だけになり、せっかくなのでしみじみと飲む。

「めっちゃ星がキレイやで~っ!」とうめちゃんが外から駆け込んできた。みんなで外に出る。満天の星空だったが、目一杯蚊に刺された。


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