ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

「てんかん」が「てんかん」を呼ぶ

2009年02月20日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第6話)

初めて目の当たりにした発作、ショックでした。
心配でたまりません。

夕方、ボルドを迎えに行くと、
先生から「てんかん」について説明がありました。

「てんかん」は脳の病気です。
その原因は様々で、
外傷性の場合や遺伝性や脳腫瘍がある場合、
もちろん原因不明の場合もあること。
そして、
「てんかんがおきると脳細胞が死んでいく」と言われていること。

ここまで聞いていても、何だか絶望的な気がして・・、うーん。(泣)

ーさらに話は続きー
興奮気質のWANに「てんかん」は多いので、
出来るだけ興奮させないように穏やかな生活をした方がいい。
興奮を抑える意味でも去勢手術をした方がいい。

「興奮させない」って!

興奮しないボーダーコリーが普通?
「ボルドは異常なんだー」と、どん底!

「てんかんはてんかんを呼ぶと言われているため、
発作を起こさないように、薬を飲ませてください。」と言われ・・、
もう限界を超えつつある私。

心の中で叫んでいました。
てんかんがおきちゃってるから来てるんだし、
発作が起きそうな感じはわかっても、どうやって止めるのよー。
てんかんが呼んじゃうんじゃ、止めるの無理でしょー!
私が呼んでるみたいじゃない!
ふんっ!ふんっ!
もう冷静に聞けない状態、鼻なんか大きくなってたと思います。

この日からボルドの投薬生活が始まりました。
 


家に戻って冷静になると悲しいやら・・、悩みました。

でも、この時のことがすごく考え方の基本になりましたし、
この時から、冷静になることが出来たのだと思います。

先生は、薬についても詳しく説明してくださいました。
今日からフェノバールを朝と夜に2錠ずつ飲ませてください。
初めの1週間位は、
薬のせいでもうろうとしていて、ウトウト寝ていることが多いです。
次の1週間位で安定しますから、頑張ってください。
開始から3週間位たつと、
一般的には薬の濃度が体内で安定するので、
薬の濃度や肝臓への負担を調べるため血液検査をします。
もし、万が一
3週間の間に発作が起きたら
座薬を1錠入れて、電話してください。
座薬は、1日3錠まで使用可能です。
頑張りましょう!!と励ましてくださいました。

実は、この頃の私は、
ボルドといえども、まだWANのことが、少しだけ苦手でした。

(つづく)



     
  また見に来てチュー 




コメント (2)
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