私達のあゆみ 第117話
昨年の2月
深夜にボルドが発作を起こしたけれど
ボルドとマロンの運動不足やWANの社会勉強を兼ねて
近くのドッグランへ行きました。
日曜日でしたので
寒いにもかかわらず、
ドッグランにはたくさんのWANがいました。
前年の夏に1度遊びに来ていたので
雰囲気は、分かっていましたが
この日ほど混んでいなかったので
想像していたのと少し違った様子でした。
そんな私達の気持ちが伝わってしまったのか
いつものランと違うことを察したのか
ボルドとマロンは、興奮していました。
興奮というより、防御体制だったのかもしれません。
しばらくリードをつけて様子を見ていましたが
ボルドは、落着いたようだったので
リードをはずし、マロンもリードがついていて
強気になり、興奮していましたから放牧しました。
でもでも
その直後
ボルドは、大人しそうな大型犬に突進してしまい
私は、飼い主さんが
「いやぁ~ね、怖かったね~」と話かけているのを
見てしまったので、謝りに行きました。
ボルドの「てんかん」の話もしてみましたが
うまく打ち解けられませんでした。
そうこうしているうちに
マロンは、
しつこく付きまとわれていて
我慢が出来ずにキレて、ガウガウになってしまい
結局、ボルドをマロンも強制退場となりました。
いつものランでは、
自然と飼い主同士の挨拶や会話が始まり
ガウして謝るとそこから仲良くなり
お互いを理解して行く。
そんな飼い主を見て
WAN同士も仲良くなって行くのですが
勝手が違い、馴染めませんでした。
我が子を守ろうと思って、
大切に思って発した言葉なんだと思いますが
そんな風に言われてしまうと
私達は、臆病になってしまいます。
ボルドが、突進しても
体当たりしたわけではないんです。
確かに黒いWANが向かっていけば怖いかもしれませんが
言葉にされてしまうと・・・
小さなWANが多いので
こんな状況になってしまう可能性があるので
近所のランには、
なかなか馴染めないボルドとマロンなんです。
もう少し
WAN社会の勉強が必要と強く感じた日でした。
第118話につづく