前回報告させていただきました母の父がエンコスタデラゴ(クーナックママのお父さん)
の現役競走馬インスティンクションINSTINCTION がなんと今週の土曜日のメルボル
ン開催 サンダウン競馬場で行われるサンダウンギニーズ Sundown Guneas G2
に出走登録をしているではありませんか!!
これは悩む。果たしてオーナーサイドからの要請なのか、それとも名将ミック・プライス師
の進言によるものなのか?どーなんだ!?実力的にいって、ちと厳しかないかというの
が僕の意見です。だって前前走のカントリー競馬のカイントン開催で未勝利戦
を勝ち上がったばかりで、その後すぐに先週のステークスに優勝したのは
素晴らしいですけど、そっからさらに中6日でG2ってのは・・・・・厳しいよね~。
はっきり言って、オーナーサイドからの要請の場合、あまり素晴らしくない結果が
待ち受けているでしょう。着順が振るわない程度ですめばいいですけど、故障してしまっ
たり、馬に負担が掛かりすぎてしまって、長期の休養に入ってしまったりと、いろいろお断
りしたい未来が考えられます。この場合、オーナーサイドからの要請というのは
ミック・プライス師の馬の状態に関する意見は無視してという意味あいで。常に競走馬に
関するあらゆる決定権はオーナーにあります。だってオーナーがお金をだして買った馬
なんだし、一日あたり、安くない預託料を払っているわけですから・・・・・
最初から、先週の土曜日のステークスで賞金を加算できたら
サンダウンギニーに使いましょうという取り決めがオーナーサイドと調教師の間で
交わされていたならまだましで、最悪なのは勝ったからもういっちょ使おうという
後付けの意思決定。オーナーが使えと言えば、調教師に拒否権は基本的にありません
から、なんとかするしかないわけです。ここで厳しいながらもやれる範囲でなんとか
最善の結果をだすのも優れた調教師の手腕だと思います。ダメならダメでダメなりに
かっこつけるというのは大事だと僕は思います。常に最高の状態でレースに望めるとい
うことはあまりないのではないでしょうか?
僕にしたって、走って走れないこともないのであれば、なるべく走ってほしいと思ってます
しね。やっぱ競馬は走ってナンボだと思います。ただ所有していても競馬にいかない
なら面白くもなんともないでしょうしね。生涯成績で一億円稼ぐ馬に
巡り会うとしたら、例えば3年で20回走って、勝負になりそうなレースを慎重に選んで出
走して、結果、重賞一勝着外なしの堅実派で引退するよりも、
皐月賞もダービーも菊花賞も有馬記念も全部着外でいいから、元気に出走してくれて、
通算40回くらい走って走って走りまくってくれて、3つ4つくらい勝ってくれて、結果重賞
一個勝ってくれて、それでいて一億円稼いでくれたほうが僕はいいです。
なので、今週末、インスティンクション君は果たして出走するのかどうか?
あるいは出走するとして、どれくらいのパフォーマンスを重賞レースで見せることができ
るのか、すごく興味があります。でるならでるで、ミック・プライス師お願いします。