今日のBloodhorse.comのニュースから。
去年の米国年度代表馬のゼニヤッタが、交配から35日目の
検査でお腹の子供が流れていることが判明したとのこと。
むー・・・・残念。もう一回種付けに臨むそうだけど、ちょっと今から
だと遅生まれになっちまうね。もう一回バーナディーニなのかな?
ジャコモつけないかな~。
今日のBloodhorse.comのニュースから。
去年の米国年度代表馬のゼニヤッタが、交配から35日目の
検査でお腹の子供が流れていることが判明したとのこと。
むー・・・・残念。もう一回種付けに臨むそうだけど、ちょっと今から
だと遅生まれになっちまうね。もう一回バーナディーニなのかな?
ジャコモつけないかな~。
さて、今週は待ちに待ったセールがあります。
4月3日と4月4日の二日間シドニー・イースターセールにて仔馬約500頭を見る予定です。
4月2日の仕事が終わった後、19時頃の電車に乗ってSeamore駅から
メルボルンのSouthern Cross stationまでまずでます。そこでメルボルン市内で
一泊し、翌朝6時30分のシドニー行きの飛行機に乗り、8時半にシドニー空港着予定。
そのままタクシーでセール会場に乗りこみ、17時くらいまで馬を見て、
どこかに一泊します。4日も朝から馬を見ていきます。
で、19時の飛行機でメルボルンに帰り、電車に乗ってシーモアまで戻り、
ルームメイトにピックアップしてもらうという日程です。強行スケジュールですが、
まあ問題ないと思います。
2日続けて休みをとるために、2週間day off およびhalf day offなしで
がんばってます。当歳馬のしつけってけっこう疲れるね。
まあかわいいから許せるかな。仔馬のうちはどいつもこいつもかわいいね。
今日の夕食。ブリティッシュのビリーがつくってくれたもの。
朝飯だろこれは?あれ、やっぱりイギリス人ってーのは食のレシピにとぼしいような・・
おいしいけど、おまえらシェイクスピアの時代からこればっか?とか思うと
アジアの食文化の豊かさを想ったりします。比較してもしょうもないんですが。
ま、肉を食べたのが久しぶりだし、おいしかったですよ。
先のメルボルン・プレミアイヤリングセールから一週間ほどがたちましたが、
シロクマックスやっと体調が回復ましたので、遅ればせながら
メルボルンセールを写真で振り返りながら皆様のご機嫌を伺おうかと
思います。
Erinvale Girlsと。ひだりから、Orla, Jess and Kimです。
ジェスはジェシカ、キムはキンバリーが本名だそうです。
俺、ずっとアングロサクソン系の女の子の名前でKimってーのが金なのか
と思ってたけど、キンバリーなのね。なーるほど。初めて知りました。
あ、Orlaはアイルランド人、ジェスとキムはイングランド人です。
ちょっとオーラ、あまりかわいくない瞬間をとられてかわいそうです・・・・
ビリー君と。彼もブリティッシュ。ノースヨークシャー出身の23歳。
パース編で、「おちゃめなビリー君」をアップしようと思ったんですけど、
タイミングを逃してしまいました。彼の本名はWilliam Bradelyです。
なんでビリー?しかも彼、英語の発音がかなり俺には厳しい・・・
BUS ←バスです。これがブッッスになります。
$20 buck 二十ドルバックです。二十ドルで買えるよという意味ですが、
まさかまさかの
「$20ブッック」
バックがブッックです。
Uの音を限りなく本来の「英語」の音に近く発音するので、近代英語では
「ア」とされる音をどもった「ウ」で話します。きついんだこれが。
うん・・ちょっと飲みすぎちゃったね、ビリー君。ガン飛ばしてる意味がよくわからないよ(笑)
この日はインスペクション(馬見せ)の後、バーがハッピーアワーを設けて、
なんとコロナが一本3ドル!!!!!!!!!!
そりゃ飲みますよ。シロクマックスも10~12,13本くらい飲みましたよ。
ボスから全員にお小遣いがでましたからね。飲んでも飲んでも飲んでも
タダってぇええええのは・・・・いいよね。
牧場長のマーヒー君。シドニー生まれのレバノンとフランスのミクスチャーです。
アラビア語を話せるのがすごい・・・・メルボルンって英語で発音すると「メルボン」
ですけど、アラビア語では「マルボン」なんですって。
ばっちり歩かせて少しでも高く売れるといいですけど。真剣に引き馬してるマーヒー
君。
しかしこれは本当のヤツではないのだ!!
・・・・・・すいませんマーヒーさん、さわやかに飲酒しながら運転するの辞めて
もらえませんか?かなり怖いんですけど・・・・・・しかも股間に次の一本をキープしてる
し。
しかもクラウン・ラガー・・・・・・一番高いビールですな。
しかもこのときの僕らの車(ドロドロのランド・クルーザー)はブレーキ・パッドが
磨耗しすぎて、ボール・ベアリングまではじけとんでしまい、まったくフット・ブレーキ
が聞かない状態でした。しゃれじゃなく、サイド・ブレーキとエンジンブレーキで
必死に停止してましたから。
実はマーヒー君、さわやかにかなりのタイトロープを渡ってたんだね。
知らずに僕らも同じロープの上に尻を乗っけてたようなもんで・・・
後部座席はこんなだしね・・・だってこの娘たち、エンドレスなんだもん・・・
後日ガレージに持っていった際に、メカニックから
「こんなひどい状態の車はメカニック30年やっててはじめて見た」といわれました。
ま、無事に帰ってこれてなによりです・・・・・
先日メルボルンのプレミアセールから帰ってきました。
今週中にも今度はアデレードのセールに行くかもしれません。
正直ちょっと面倒くさい気がしてきた・・・・・
なんだか自分の家からセール会場に通えるキーンランドや
ファシグ・ティプトンの方が楽に感じます。特にキーンランドは
寝わらがほこりっぽくて寝わら掃除が大変なことを除けば、
やっぱり基本馬を見せやすいつくりになってるし、
広いし、馬を引く側としても、見る側としてもやりやすい
感じがします。シドニーのセール会場はそこそこいいつくりですけど。
で、フロリダで2歳のトレーニングセールがありました。
僕も2年前はこのセールに出す仔馬に乗って調教をつけてました。
セールトッパーはEmpier Makerの牝馬で、135万ドル。
ミリオンホースですね。購買者はダーレーのジョン・ファーガソン氏。
そして、セカンドトッパーは僕がお世話になっていたStephens Thoroughbred
の出した馬で、Tapitの牝馬、75万ドル。75万ドルはお見事。
ジョンの狂喜する姿が想像つきます。
そして、ノーザンファームの吉田勝己氏の名義で一頭。
Hip232 Miss Terribleの牡、父Bernardiniで、47万ドルで落札
されています。お母さんがアルゼンチンの2歳、3歳チャンピオンで、
同馬が初仔です。写真は見れないんですけど、どーいう馬なのかは
シロクマックスが調べましたよ。この馬は2010年の10月にメリーランドで
行われたファシグ・ティプトン社主宰のセールで、Hip401
Blue Water salesから上場されて、8万ドルで取引されてました。
8万ドルを半年で47万ドルにしたんですから、すばらしいピンフッキングです。
やっぱりアメリカのトレーニングセールは血統馬がでてくるし、
活気があって面白いですね。ちなみにトップの馬はラスト1ハロンを10秒フラット
で走ってます。ま、やっぱテンフラットをかますと「売る側」は
「よっしゃー!!」っていう気になりますね。