ジョン・ヴェラスケス騎手は2011年のケンタッキーダービー馬のアニマルキングダムがイギリスに遠征した際に、同馬に騎乗することになりました。アニマルキングダムがキャリアの最後として挑む、6月にイギリスにて行われるロイヤルアスコット開催のG1レースに騎乗します。
「ジョニーは他のどのジョッキーよりもこの馬のことを知っているからね。それに彼はすでにロイヤルアスコットにて成功を収めている」
とトレーナーのグラーム・モーション氏は言います。
「彼はすでにロイヤルアスコット開催にて勝利しているから、もし我々が1マイルのレース、クイーンアンステークス(Eng-G1)にアニマルキングダムを出走させることになった場合は彼の経験が生きてくるからね。」
ヴェラスケス騎手はかつて2000年、2001年そして2011年にロイヤルアスコットにて騎乗したことがあります。ヴェラスケス騎手はアニマルキングダムには2012年の2月にフロリダ州のガルフストリームパーク競馬場にて行われたアローワンスレース以来騎乗していません。ドバイワールドカップではジョー・ロザリオ騎手が同馬を勝利へと導きました。チームヴァロールの共同オーナーであるアーウィン・バリー氏はヴェラスケス騎手のロイヤルアスコット開催における経験値が決断の決めてだったと語っています。
「今現在のアメリカ競馬において、ジョーより素晴らしい騎乗をするジョッキーはいません。」
アーウィン氏は言います。
「我々はジョーは比類なき素晴らしいパフォーマンスをドバイワールドカップで見せてくれたと考えています。しかし、(アスコット競馬場の)騎乗経験のないジョッキーがこれまたアスコット競馬場での競馬が初めての馬に乗るというのでは、フェアではないと考えます。」(←この部分の意訳が難しいです・・・直訳になってます)また、決断の理由はヴェラスケス騎手が追い切りのためにロイヤルアスコット開催に先駆けてイギリスへと駆けつけてくれるということもあります。グラーム・モーション師はアニマルキングダムを開催初日のG1クイーンアンステークスと2日目のプリンス・オブ・ウェールズステークスに登録しています。馬の仕上がり具合に合わせてどちらのレース出るかのオプションを設けました。