那須に引っ越すまで、日本の「国鳥」は、白鳥だとばっかり思い込んでいました。
JALのマークのせいにするつもりはりませんが・・・・・。
それで、那須の地に越してきて、キジのつがいやキジの親子連れにしばしば遭遇することがあり、
都会のスズメやハトの感覚で、キジと会えるなんて! と喜んでいました。
あるとき、子供達を連れて東京にお上りさんしたとき、上野動物園にも行ったのですが、
そこで、檻の中で飼われているキジがいました。
「えっ、クジャクとかならともかく、キジって動物園で飼われるほどの鳥なの?」と、
ちょっとびっくりしました。
その時、キジが日本の国鳥であることを知り、さらにびっくりしました。
国鳥が日々家の周りをうろうろしてくれる環境を、あらためてありがたいとも思いました。
写真は、今日「つがい」で歩いていたキジのうちの一羽です。
車を停めると、一羽は藪の中に隠れてしまいました。
スマホで撮ったので、これがやっとでした。
(やはり、以前のように、常に一眼レフ持ち歩こうか・・・?)
*
ところで、クジャクと言えば・・・・・、
以前、会社員時代に熱帯アジアの某国に出張で赴き、
ジャングルの中を草木をかき分けながら歩いていると、
突然、奇妙な鳴き声と共に、バタバタ、シャーシャーと音が聞こえ、その方向に目をやると・・・、
そう、あのクジャクが美しい羽を広げてこちらを警戒?していたかと思うと、
さっと羽をたたみながら、すたすた逃げて行きました。
さっと羽をたたみながら、すたすた逃げて行きました。
クジャクなんて、それこそ動物園でしか会ったことがなかったのに、
そこのジャングルでは、野生のクジャクが普通に生息しているということに、あらためて感動でした。
ところで、山に登ったとき、トイレ(大)をすることを、「キジ撃ち」と言います。
(高校時代、山岳部でした)
山道の途中で休憩をとったり、テントで食事が終わった後など、
「ちょっと、キジ撃ってくる・・・」と言って用をたしに行きます。
なぜ、「キジ撃ち」というのかというと・・・・・・、
キジを猟で射止めるとき、そういう格好をするので、そう呼ばれるようになったそうです。
それで、その熱帯ジャングルで、美しく大きな羽のクジャクと遭遇したあと、
今度は、何に遭遇するだろうか・・・、とさらに奥深く進んでいくと・・・・、
突然、人影が見え、そこにしゃがんでいた地元のおばあちゃんと目が合いました。
そのおばあちゃんは、キジ撃ち中で、あわててジャングルの中に消えていきました。
おしまい
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