或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

隨に|次行ってみよう

2024年01月08日 | 2024
主婦として母として、ある年代になるとみんな転職を避ける。

6月に入った職場は下は40から上は還暦過ぎまで在職。
「長くお勤めいただける職場です」と自慢げだった。
「無理をいっても無理と言わない、辞めない年代」の方が
長く居るだけでは?との不安がよぎった。

サクラちゃん(仮名)、わたし、前に一度いたことがあるコスモス
さん(仮名)と3人が新人だった。指導担当は「質問があったら
聞いて」とは言うが、質問に答えるのも教えるのも面倒くさそう
だった。

ある日、教えられた通りにやったサクラちゃんがとがめられた。
慎重なコスモスさんもやはりとがめられた。指導担当のイライラが
渦を巻いて吐き出され、朝起きたことは午後になっても言われ、
退勤時にも言われ、次の出勤日の朝にも言われた。一事が万事、
こんな調子だった。

変更になった点が多く穴だらけの古いマニュアルが次々と降って
きては必死に手書きのメモで補いながら業務に当たった。すぐに
繁忙期を迎えた。

器量良し性格良しのサクラちゃんは弱っていった。ときどき何か
言いたそうに目を合わせるだけになり、その綺麗な目を暗く覗く
たび胸が痛んだ。9月末、サクラちゃんは辞めていった。

10月最初の出勤日、わたしとコスモスさんは会議室に呼ばれた。
「新たに数人募集するから一足先に入職した先輩としてサポート
を頼みます」と言われ狼狽した。「別に責任なんて負わせない
ですよ」「先に入ってちょっと慣れてますから新しい人たちの
不安を和らげてくれたら。それだけです」という。
コスモスさんには「習熟と進捗が速いので、同じく前にいらした
ことがある方を採用して、経験者ペアとして動いてもらうつもり
です」という。

コスモスさん向けの研修が始まり、一人になった。それまでも
遠慮しがちだったトイレや水分補給がいよいよ困難になった。
「入力が追いついてない!」と不満げなベテランや社員が席を
立って直接モニターと手元の動きをチェックしにくるように
なり、「終わるまで昼休憩はなし」で夕方近くになってお弁当
を食べた。これは俗に言う黒い職場なのでは....

わたしにも新業務の研修があり「これをこうしてこれをこう」と
デモンストレーションを見せられ、「一人でやってみて」と言う。
一回や二回、見せられただけでベテランと同じ知識がついて同じ
スピードで動けたら新人なんて世の中に存在しないではないか。
「すみません、できません」と言ってもダメだった。

やれとばかりにじっと待つ、その威圧感たるやもう。待たれても
できないので気まずくて「何をどうしてどれをどうしたのかが
わかりません」と言ったら1人は「できないとかわからないじゃ
なくて、覚えて」と怒り、1人は「何がわからないかわからない
から言って」と怒った。

こんなのはまるで部活だ。
「勝つためなら多少の強引さは必要なの」
「あなたには、反則しても勝つっていうガッツが足らない」
「勝ちたく無いの?」「一生ベンチ入りできないわよ」と
けしかける顧問が大嫌いになった。中学1年で途中退部した。
部員に無視されるのも後ろ指や陰口も顧問教師の嫌がらせも
あったけど図書室と向かい合わせの図工室で活動する美術部
に入り直してオタクな友人達に習ってイラストを描いたり、
図書室で画集をめくって気に入った絵を水彩絵の具で自由に
模写したり、体育系の高揚感・一体感はなくても特に後悔は
なかった。

「辞めたら内申書が傷つく、だから辞めちゃだめ」がいまは
「辞めたら次の職場はない、だから辞めちゃだめ」になった。

10月末、ドライアイと老眼と近眼が進み、メガネの作り直しが
必要になったのを機に辞めた。
次いってみよう、だ。

隨に|新年ですね

2024年01月05日 | 2024
お久しぶりです。

昨年はパートを年度末の区切りで辞めて、数ヶ月ゆっくり休んで、
20代以来働いたことのなかった派遣でブラック職に消耗され、
冬が来る前に辞めたというバタバタした年でした。

春先はコロナ感染後の長引く咳に悩んでやめたこともあり「療養中」
という投稿も用意していたのですが、その間に何回もお仕事紹介して
くれた担当さんメールを断り続けて数ヶ月。
ついに「近所で8時間未満で扶養枠内でPC業務で電話もとらない」
案件を「公開募集かける前に電話でご紹介したくて」という連絡が
閲覧中のスマホに受電。これもご縁かとお受けしたのでした。

今度は「新しい仕事」という投稿も用意していたけれど、「職場に
関する一切の情報発信は禁止」と情報保護研修があっただけに
「特定の職場」ではない一般的価値観でこのモヤモヤを記すには
どうしたらいいかと揉んだままに。

そのうちなんだかんだ書き留めてもどこか今さらかと。
ブログ自体も自己満足のなにかだというあまり肯定的でない気持ち
に陥って更新できませんでした。

今年は元日から色々起きて日本のどこにいてもなんだかハラハラ
したり心配になって落ち着かなかったりするわけですが、ビッグ
ニュースに事欠かないことで張り切りすぎじゃないかと違和感を
覚えるメディア放送もある始末。家人が定時のニュースを見るので
付き合って少しは見るけどあまり見たくないです。

リアルタイムで共有できる情報源となったネットでも「推測段階」
であらゆる言説が猛スピードで流れて。危機意識をもった良識人は
急いで訂正情報を入れてくれる。あらあらまぁと方向転換できない
ひとは、当初の意見により執着する。その交錯ぶりを見てたら、
ああなんかブログのゆっくり加減は大事だなって。

ある程度の関心は持っても、繰り返し視聴して精神的ダメージを
自分から受けに行かず、距離感と触れる頻度の調節が大事で。
こういうときに「暴走する正義感」で目の前の話題が本当なのか
深く調べないのは軽率だと意識するのも大事で。
あえて気を落ち着けようと普段通り過ごすことも大事だなと。

新しい年は吉祥であって欲しかったけど先祖代々が自然災害に
繰り返し耐え忍んで生きてきた日本だ。
もともと人間は天変地異を避けられないし、事件事故だって
戦争さえも世界のどこに暮らしてたって起きる。

「日本全体が暗闇に沈んでいくような不安」に乗っかって
悲観的になったり攻撃的になって誰かを標的にする空気に
なったりは嫌だ。
「もうダメだ」「日本は終わりじゃん」といった言葉に
やすやすと取り込まれてたまるか。

Cool head, Warm heartで2024年を歩んでまいりましょう



隨に|喘息悪化

2023年02月19日 | 2023
雨で見送った呼吸器科受診も翌日出勤を控えた曇り空の日に
寒い寒いと家から出たくないのをこらえてかかりつけに

ここ数年は咳発作のコントロールがうまく行って薬もどんどん
減らしてきていたので発作時に自分がどうなるのだったかすら
すっかり忘れていた そうだった この感じ

咳で疲れるのでよく休みたいけど布団に入って体があたたまり
ウトウト眠くなる頃に爆発的に咳が出るの いつ眠ったか毎朝
不思議 それもできそうにない時は一旦起きて咳であふれ出た
涙をぬぐい鼻をかみ湯ざましを飲んでから龍角散の粉を喉に
ふりかける(龍角散のど飴を中国人が爆買いというニュースを
聞いてさもありなんと思う 龍角散、ありがたい)

咳が多すぎて気管支が荒れてしまうのか急にキューッと
しまって一瞬嘔吐しそうになって焦る
ああこんなだったこんなだった こんな苦しさから抜け出して
幸せに過ごしてきたことを思い知らされる

コロナにかかって再燃した発作
先生も普段は強いお薬は避けて通るけど今はとにかく発作を
鎮める薬を出しますといって5日分の内服薬と就寝前の吸入薬
をより強力なものに差し替えるなどしてくれた

さて飲み始めて4日目を終えようとしてるけどあまり好転して
いない 咳発作がでたときにシューッとするスプレーも仕事中
使用するようになった 体力も衰えてるのに休むこともできず
1日出勤 1日寝込む くりかえし

咳をしながら転職サイトを見るも体力が落ちすぎて新しい
仕事に挑戦する気力も湧かない 大体こんな咳してる人間が
面接に行けないや 喋ると咳が出るから電話すらおぼつかない

コロナは嫌だな
咳が落ち着いたら体を強くしなくちゃ

隨に|その後

2023年02月13日 | 2023
話に聞く通りで自宅療養期7日間が明け診断された日からのカウントで
言えば13日目となる今日に至っても咳はしつこく残っている

体力まで完全回復するわけもなく2/10(金)出勤時は雪の予報も出て
寒すぎて中庭に出る気力体力なく薄く空気が対流してそうなガラスに
面したカウンター席に座って静かに短く食事をとった
翌日からまたひたすら横になって体を休めている

自宅療養期間中、経験者が残した気持ちが実に慰めになった

・治らなかったらどうしようという気にさせる
・普通の風邪なら熱出たあとに「抜けた」という実感を抱く瞬間が
 あって次第に軽快するが(コロナは)違った
・熱が1日の中で「引いた」と思ったら「上がる」を何度も繰り返す
・先が見えない感じのまま何日か過ぎる

個人的には5日を過ぎた頃ようやく回復に向かってるんじゃないかと
薄く感じられ始めた 同じ境遇になった人には気弱になりやすくなる
けど「時が満ちれば」回復すると信じて休養しようと伝えたい

さて咳はいつ頃治まるだろう
早く抜けて欲しいものだ

隨に|今日は寝てばかり

2023年02月10日 | 2023
さて昨日はコロナ自宅療養期間明けの8日目というので例の菓子折り持参で
出勤いたしましたとも

出勤準備の段階で気づいたのは普段よりどんどん時間が経ってしまうこと
やらなきゃとは思いふだん通り支度してるつもりなのに時間が足らない
感覚は動画再生速度を速めて視聴するときの逆が起きてる感じ
勤務時間中もどこかやっぱり自分じゃない感じ残ってて無理もないなと
思わずにいられなかった

だって自宅療養期間7日間のうち6日間はほぼ横になって過ごしてたし
最初の3日位でバーンと痩せ 通常食に戻したところスッと小太りに
戻ったけど

各部署の人が弁当持参派も弁当買う派も同じ食堂スペースで食べる
今やコロナ閑散期を過ぎてついに賑やかさが戻ったというガラスも
曇る熱気のなかでマスクをはずして食事をとるのはためらわれた
中庭にベンチがあるのであらかじめジャンパーを着込み膝かけを持参
噴水が冷たい風に吹かれるのを眺めながら食べた
頭が寒くてフードをかぶりなかば不審者だったけど

スープジャーにレンチンした野菜少々とインスタント味噌汁の汁の実、
味噌、おろししょうがと一味を入れたら蓋をする ここに給湯機で
お湯を注げばジャーなおかげで冷めにくく熱々のお味噌汁が飲める
なにも自宅からお湯さしてこないでいいのだって気づいてから最近
とても気に入ってる それを慰めに一緒に用意したおむすびを齧った
また風邪をひくじゃないかと寒かったけど耐えた

そのあとも建物内で割とひんやりしたスースーするスペースに移動
スマホゲームしながら喋らずじっと1人で昼休みをやり過ごした
明日もそうしようと思ってる

「残念ながらコロナでした」と診断を受けた日に自宅療養期間の
説明があって「7日間に縮小されたけど以前は10日間だったのには
ちゃんと理由があるんです」「今は7日間となりましたが10日目
まではお年寄りにうつすくらいの弱いウィルスが出ているから
高齢者に会わないなど行動には十分気をつけて」ってお医者さん
に言われたし 気をつかっておくのだ

疲れが出たのか今日はほとんど寝て過ごした そうすると体が
ずっと同じ姿勢でいるせいで固まるので気休め程度の運動だけど
寝る前にジャンプを避けてラジオ体操第一と第二やった
小さい頃やったことって弱ってても疲れててもいつでもできる
なんとも気楽で良い運動

明日は雪の予報 寒そうで正直出かけたくないや
冷えてきたな 明日の出勤に備えて寝ようと思ったのに
1:30くらいまでグズグズしてしまった