或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

寒くなりましたね

2007年10月19日 | ハンガリー(日常)
今日もbabyと公園に出かけたけど、少し寒さの和らいだ昨日とは
打って変わってすごい冷え込み。

もう、「ああ、冬が来ちゃったよー」という感じ。どの子も
スキーに行くくらいの装備で出てきていて我が子のカーデガン
とウィンドブレーカーの重ね着が心配になりました。

他のママさんもブーツにダウンジャンパーやマフラーという出で立ち
で、綿のタートルネックに長袖フリース1枚じゃ頭が寒かった・・・

babyは公園大好きなので1時間以上付き合いましたが、だんだん
雪でも降りそうな雲の厚さと冷たい風が吹いてきたので居合わせた
親子には丁重にご挨拶して家路につきました。

そろそろ本格的な冬支度が必要そう。
皆さん、お体に気をつけて。
それでは!!




ひしゃくが欲しい

2007年10月16日 | ハンガリー(日常)
ブログ一時休止と言っておきながら・・・ですが。

本日8時から13時まで断水!

先週末、突如、エレベーターや共有玄関に張り紙が出され
ハンガリー語の文面、全部は分からなくても、なんとなく
水が出なくなりそう・・・という憶測はついたものの。

昨日、郵便受けに走り書きの英語メモが入っていて、見れば
やっぱり断水のお知らせ。

昨夜のうちに空いているお鍋や大き目のボールなどに水をため
キッチンで使う水を確保。

今朝はバスタブに水を張ってお手洗い用にスンタンバイ。
小さ目のたらいにすくって流せば大丈夫。それから、洗濯たらい
にも一杯に水を張ったから後で手を洗うのも大丈夫…と。

そして迎えた断水時刻を過ごしていますが、いつも思うのは
「ひしゃくがあったら便利なんだけどなぁ。」

手桶の替わりに小さなプラスチックのタッパーやコップを浮かべて
さっと使っていますが、水切れが悪くてポタポタするし、石鹸の
ついた手に取るたび、もとの水も濁してそうな気分に。

うーん、と思っていたら洗いカゴに料理のおたまを発見。
あ、コレ似てる!ということで使ってみるつもりですが、
一度にすくえる水の量が少なすぎそうな・・・

滅多に使わないけど、ここで暮らして何度目かの断水。
工事のためだから、すぐに復旧するしちょっとの不便を
我慢すればよいだけですが・・・

画像をつけようと検索してみると、イメージしていた昔ながら
のものが見つかりましたが、サイズも色々あるうえ、お椀部分は
プラスチックやステンレス製の実用性・耐久性重視のものも
あるんですねぇ。

ひしゃくって昔ながらのものだけど、すごく合理的で便利なもの
だよなぁとしみじみ日本を思ったりする今日この頃・・・


Autumn depression?

2007年10月10日 | ハンガリー(日常)
春のような陽気が続いて、公園に行くのも軽装が常になり
油断したのがいけなかった。

babyは厚着をさせていたものの、ズボンの股上が浅い昨今のデザイン
だったため、裾が長いので「まだ大きいもの」と思っていたら実は小さく
なっていて、動くたびにおなかが出ちゃって。

こまめにズボンを直しても無駄で、見事に軽いカゼを引かせてしまい
土日続けて鼻詰まりのため寝つきも悪く、何度も目を覚ますbabyに
つきあって鼻水吸引をしたり、水を飲ませたり、おしめをかえたり
といったお世話で寝不足。風邪もうつって絶不調・・・

2日間、家で安静に過ごしたbabyは外へ出たくてウズウズ。今日は
仕方ないのでムリは禁物、短時間で帰ればいいか、と公園へ行って
みれば1時間経って柵から出ると帰りたくなくて大泣き。

よそのパパやママ、おじいちゃん・おばあちゃん、ベビーシッターさん
から何事かとジロジロ見られるなか、泣きじゃくるbabyを公園に戻して
みる。

と、泣き止まないうちに今度は自転車を発見したbaby。
年上の子が乗るコマ無しの自転車でフェンスにたてかけてあり、
babyは乗りたくて乗りたくて。

危ないからダメ、といったら再びビヤーンと大泣き。そして、
公園中から再び「なにをやってんだ?」という視線を浴びる。
こちらも自然と「だから、危ないの。ダメなものはダメなの!」と
声を荒げれば、ますます冷ややかな空気が流れ。

こういうとき何を言っても分かる年頃じゃないので泣くわ泣くわ。
どうしようもないと諦めて、抱っこして強制的に帰途につくも
落ち着いたところで歩道におろすと今度はイヌの眠る家の前で止まる。

3分、5分経ってもそこから動かない。帰ろう、と声をかけたら
再びビヤヤーンと大泣き。道行く酔っ払いのおじいさんに「baby、
そんなに泣いちゃいけないよ」と慰められる始末。

しかも、そのおじいさん、外国人の私に道案内を尋ねてきた。
わからんといってやり過ごそうとしてもしつこいので、近所の
売店に行きたいらしく、「あの通りへ出て、右へ行けば左側に
見えるだろう」と説明。もう、私が泣きたい。

(泣き止むの待って歩道でしゃがんで抱っこしていたら、例の
おじいさんが戻ってきて角を曲がる前に「見つけたよー。ありがとー」
と手を振っていった・・・)

帰るだけで1時間経過して、やっと家に到着。郵便受けに、階下の住人
からの封書を発見。ただならぬ気配に、急いで開けてみると便箋が1枚。

「うるさくて家に居てもくつろげないし、眠ることも出来ない。
どうか私達の頭上で、赤ちゃんに走ったり飛び跳ねたりさせないで
ください。」という書き出し。

途端に脈拍が速くなって、急いで先を読めば「娘は勉強しなくては
いけないのにできない。うるさいのに耐えるので、精一杯。」

「夜の9時から朝8時までは静かにさせてほしい。これまで
ずっと我慢してきたけれど、もう言わないと。」
Thank you for your understanding で結び。

もう泣きっ面に蜂です。

私自身の体調が悪い上にbabyはグズる、階下の住人からは
クレームがくる。夫は日帰り出張で国外にいて携帯に電話しても
繋がらず、夜は会食ですぐには戻らない。

思わず国際電話して日本の友人にこぼしました。
(Kちゃん、ありがとう)

babyのお昼寝中に、お詫びの英文手紙を何とか形にして
夕方には郵便受けにそっと入れました。

こどもができると自分たちの出している音に疎くなります。
小さいお子さんの無い家庭には、どれほどうるさかったか。
普段から心配していただけにいたたまれなく思いました。

良きにつけ悪しきにつけ、赤ちゃんのすることは考えていたほど
大人が制止できるものではないというのが実感です。

それと同時に、よそのお宅の幼稚園の年長さんか小学校低学年の
男の子がウワーッと大声をあげたり、ドスンドスンやってる
のを聞いて驚き、「すごいなー、ああなるかー」と思ったり。

なんか日本では階下の住人の訴えが認められて、罰金の話が出て
いましたね。うちも他人事じゃないぞと不安に思っていたら、
見事に苦情のお手紙をもらってへこみました。

今夜から、音を出させないよう泣かせても何しても毅然として
対応しなくちゃ・・・


さて、それとは別に諸事情ございまして、10月中旬から11月中旬
までブログの更新を休みます。せっかく毎日見に来てくださっている
読者の皆さん、本当にごめんなさい。

12月までには再開しようと思っております。
それまでご自愛ください。
ではでは。



文字化けの改善

2007年10月07日 | ハンガリー(日常)
ブラウザによってハンガリー語の文字化けが目立つようになったのは
今年の春頃からでしたが、goo事務局に問い合わせをしてみました。

以前はハンガリー語も綺麗に表示できていたことや、コメント欄では
表示できることなど書き添えました。

返信によれば、「英語と日本語以外想定していない」というお話。

自力で解決できる方法を色々調べてみましたところ、
文字実体参照・数値文字参照表というのがありました。

ウムラートや長母音記号などアルファベット一文字ごとに、
対応コードにおきかえて入力する必要があります。

たとえば地名のCsömörなら、オーのウムラート番号「ö」で
すべて置き換え、Csömörと打ち込みます。

こうして先に文字化けのような形で入力しておくと画面には、
きちんと特殊文字が表示されるという仕組みです。

そんなわけで、1文字ずつコードに組替える入力方法など今まで
まったく知らなかったことですので、ちょっとドキドキしますが
これで文字化けの解決ができると分かりました。

過去記事に使われた中央ヨーロッパ言語特有の文字は、順次
コードに置き換えるメンテナンスを行います。

なにぶん、手間がかかりますので時間を戴きますが、
ご容赦ください。

以上、お知らせにかえて。

冷蔵庫

2007年10月02日 | ハンガリー(日常)
「夫が冷蔵庫が大変なことになってるよ。」というので
なにごとかと思って「なに?牛乳でも漏れちゃった?」
と思わず憂鬱な棚の拭き掃除を思い浮かべました。

だけど、「そうじゃないよ」という。それ以上に汚いことに
なってるのか?と焦ってきてしまい、「もったいつけないで
教えてよー、じゃあなに?」と怒ると「いいから、とにかく
開けて見てご覧」と。

いつものように冷蔵庫を開けようとして、取っ手にグッと力を
いれると白い壁が現れました・・・はっ?

作り付けの冷蔵庫、こういう風に出来ていたのかぁ。
扉は外側の木製の扉とわずか15センチ弱のプラスチックに
穴を開けてネジで固定されていました。

2枚を開ければ、内側と外側で扉の描く弧の長さに差が出ます。
単純にくっつけたのでは滑らかに開かない。遊び部分を作るため
プラスチック板の溝を使って片側がスライドする仕掛け。

たった2本のネジで内側のドアの重みを支えきれず、外側の扉と
固定されたネジはプラスチック板をきれいに2ミリの円形で丸く
くりぬき、2枚の扉は分離してしまったよう。

確かにその前に冷蔵庫を開けたとき、ガツンというすごい音が
して何事かと驚いた。けれど、食事の支度に忙しかったので
そのときは深刻に考えずサッと扉をしめていたのでした。

いやはやビックリ。

キッチンの他の戸棚の扉と溶け込む作りなので木枠があり、
扉の下に指を差し込んで手前にひくと木枠に挟まれて痛い!

私の場合、痛いは痛いけれど、ひいたらすぐ上の留め具の
残骸に持ち替えて引っ張っれば痛みを最小限にできました。

でも、夫のほうは指の太さが違うのであけるたびにガッツリ
挟まれてみるみる赤く。

なんとか良い方法はないかと色々考えて見つけたのは、以前、
水道管の補修用に買った防水の補強テープ。

バカバカしいくらい真剣に色んな方法を試してみました。が、最後に
二人してピーンと来たのが庫内の淵に少し長くきったテープを貼り、
外に出た部分を折り返してベトつかないようにした取っ手を作ること。

1つでは重くてダメでも取っ手のあった場所の上下2箇所に作って
耳のように出た部分を同時に引けば、いい感じ~
                    

修理も、部品を調達してサイズにあわせてカット。ネジ穴を開けて
そっくり同じ仕掛けを作らなくちゃいけない。

今週、オーナーに連絡したところで、彼がいつも紹介してくれる
「よろず引き受けます」という大工仕事専門のおじちゃんが来ても
即日完成の見込み薄。

当分、このテープに頼った生活が続きそう。でもなんかちょっと、
知恵を絞って切り抜けた達成感があって楽しいです。
我ながら、ああ、なんとささやかなる幸せ。