大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

快晴!雪中キャンプ

2007-03-29 23:15:07 | 07春
<3/28 キャンプへ向け>
前日の夜に、各班でマナスル(灯油コンロ)をチェックしたり、
各班の夕飯メニューを決めました。
でてきたメニューは 豚丼、野菜炒め、ビーフシチュー、キムチ丼

翌朝、お金を持って黒松内の商店街へ。
配られたお金をどうつかうか班で計算しながら
お肉、野菜、行動食などを買い込みました。
小さな町なので、商店の人たちもびっくりしたことでしょう。
子どもたちも「商店でお買い物」にわくわくしていた様子です。
ただ、牛肉がみつからずビーフシチューが
ポークシチューになった班もありました・・・

<自然学校に戻り装備を整え いざ 出陣>
アドバンスチームがホワイトピークを目指して
(仮称)寿都半島を縦走している間、

他の14名の子どもたちは 月越峠の林道で雪中キャンプに挑戦しました。
大きなソリに荷物を積み込み、テント設営地まで1km程歩きました。
シラカバ林に到着 テントを設営し、夕飯づくり開始。
メニューからみんなで作った夕飯は本当においしかったようです。

ちなみに、今回初登場の本部ガスコンロでご飯と味噌汁を用意しました。
いやはや、優れものでした。
冷えた体を芯から温めてくれる温かいスープにはホッとしました。

途中、キタキツネが姿を見せてくれました。
野生動物を見た感動と、ご飯のにおいで動物をおびき寄せてしまった
反省が入り混じり、キツネを見ていました。

<3/29 キャンプの朝は快晴!>
白い雪、シラカバが太陽に照らされ、青空とのコントラストが
とってもきれいでした。
朝食を済ませ、テントを撤収。
荷物を自然学校まで運ぶ間、子どもたちは月越峠のてっぺんあたりで
待つ時間がありました。
ポカポカ陽気にあたりながら木登りをしたり、歌をうたったり、、
陽気に過ごしました。
キャンプの疲れも吹き飛ぶ快晴でした。

<間村奈未子(まむ)>





月越山脈縦走

2007-03-29 21:32:01 | 07春
今回の野外宿泊は、3日目と4日目とちょっと早めに実施しました。
さとけん、さあや、けいたと新高校生が3人いるので、山好きな中学生・さすねJr君を加え、はっちをスタッフに縦走にでかけました。

日本海に三角形に張り出している(仮称)寿都半島の月越山脈を半分ほど縦走する計画です。久しぶりの山中泊に私もワクワクでした。 縦走開始の朝に半島の対岸から縦走する山並みを遠望する下見にでかけましたが、その帰りの車の中では、皆緊張からなのでしょう・・・無言でした。

小さな起伏が多い地形なので、ルートファインディング(地図読み)が必要です。そこで、前日のニセコオリエンテーリングコンパス(我々の時代はシルバコンパスと呼ばれていましたが・・・)の使い方を伝授。 縦走ではその威力(というか、効果だな・・・)が発揮されました。

途中でのテント泊は、6人全員がテントの中で車座になって食事を作りました。その後は雑談やトランプをしたりで・・、中高生の仲間に入って楽しませてもらいました。

二日目・本日は大快晴。それでも複雑な地形に結構真剣に歩きました。目標にしていた369m峰は、地形図ではかなり三角錐なのですが、大福餅のようでした。それでもニセコ、積丹、狩場と見渡せる一大パノラマを楽しみました。

天と大地の間(あいだ)歩きを満喫しました。

たかぎぃ