ブリキ屋

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世界のメディアが注目する日本の軍国化

2019年07月08日 | 政治

前回文科省の18歳からの男女共に自衛隊入隊義務制をお知らせしましたが実は幼稚園からの洗脳はもう始まっていました。

森友学園国有地払い下げより注視したものとは
もちろん安定した安倍政権の最大の危機と報じ、如何わしい土地取引のモミ消し工作にも触れていますが、一番の力点は塚本幼稚園の異様な行状に置いています。
 
上記の安倍首相礼賛、韓国・中国を対象にしたヘイトスピーチ(この場合は個人の家庭への手紙)、教育勅語国家主義を煽る日本会議、神道小学校等が詳細に紹介されています。一様に人権、国籍、宗教による差別に注目し、日本の軍国主義の復活を懸念しています。

小学校から各国の子供たちを集める、いわゆるインターナショナル・スクールがあちこちにあるが、森友学園のことを嫌味を込めてナショナリスト・スクール(Nationalist School)と冷やかしています。

世界のメディアが注視したのは森友学園よりも...
米、英、仏、独、中、韓国、香港、NZ、シンガポールの主要各紙で予想以上の彼我の扱いの違いに驚かされます。 8億円も一気に引き下げられた国有地の売却を巡るモミ消しでもなく、圧倒的に塚本幼稚園の驚愕の教育方針です。 逆に、日本のメディアでこのことに警告を発したのは毎日新聞の「与良政談」(3/1)しか知りません。

幼稚園児から始めるその教えとは
超国家主義的(ultra-nationalistic)考えの男から始まり、2015年昭恵夫人が「夫も教育方針について素晴らしいと思っている」というスピーチを紹介しています(3/2 ワシントンポスト)。また、一応土地取引に伴う問題も報じていますが、関心は韓国と中国に向けたヘイトスピーチと愛国主義を育成する教育の危うさを酷評しています。

イギリスが、ガーディアン(2/24)、エコノミスト(3/4)ともに超国家主義的をタイトルに使い、その危険を指摘しています。 3歳から5歳の幼児が、毎朝天皇の肖像にお辞儀し、国を守るため自らを捧げると誓う、という異様な光景を写真とともに報じている。戦前の教育勅語の暗唱ですら我々日本人にも異様に映るのだから、外国人が驚くのも無理はありません。 ガーディアンはもちろん韓国・中国への差別を助長する文言も糾弾しています。 毎朝国歌を歌い、軍事基地にも遠足に行き、1890年にできた教育勅語を暗唱させることを詳細に紹介しています。 右傾的な日本会議のメンバーが内閣に多数おり、憲法改正も目指しています。
 
韓国の中央日韓は2/17、塚本幼稚園が「よこしまな考えを持った在日韓国人支那人」という嫌韓内容が含まれた文書を配布したと不快感を露にしました。 朝鮮日報も同じく「ヘイトスピーチ防止法」に抵触するかもしれない宣誓や文書配布を取り上げています。 運動会で園児が「尖閣、竹島、北方領土を守れ」「日本を悪者として扱っている韓国・中国が心を改め、歴史教科書でウソを教えないようにお願いします」と叫んだことも紹介しています。
 
北朝鮮にも負けていない体制維持のための教育
金正恩体制の北朝鮮が、国民にいつからあの一糸乱れぬ礼賛スタイルを教え込んでいるか知りませんが、まさか3歳や5歳児にはしていないのではないでしょうか。秋の運動会で「安倍首相ガンバレ」「安保法制通過おめでとうございます」という宣誓は、金正恩体制以上の思想教育、ゴマすりだと思います。
 
昭恵夫人が名誉校長をし、安倍晋三記念小学校名で寄付を募ったというのに、拒否したが勝手にやった、という言い訳で何も糾弾されていません。 問題の森友学園や塚本幼稚園の教育方針にも当初は敬意を表していたというのに、こちらも問題だと言葉を翻し、平然としています。
挙句の果てに稲田朋美防衛相は、「教育勅語の核の部分は取り戻すべきだ」と悪乗りしています。月日の経つのは早く、価値観の急速な変化も驚くばかりです。 私は、土地取引や補助金申請のデタラメよりもこちらのミスや言動のほうが問題だと思います。 岡目八目か海外メディアは気付き、日本は気付きません。(livedoorニュースより一部抜粋)
 
安倍政権が嘘とごまかしで塗り固められたものは周知の事実ですが海外のジャーナリストが驚きの目をもって表現した幼稚園児からの洗脳教育に国民はどう思うのでしょう。
その答えがここ3回ずっと自民党の得票数が低下し続けている今回の参議院選挙だと思います。 

そして証明してほしいのです。 権力者に媚びらず真相を国民に伝えるジャーナリストが日本にも多々いる事を。

PS.「これ、児童虐待やん」。塚本幼稚園退園者たちの悲痛な叫びはこちら
塚本幼稚園、保護者が語った呆れた実態
(ハーバー・ビジネス・オンライン)




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