ブリキ屋

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ネット上で匿名などありえない

2020年08月29日 | ネット社会

ポータルサイトを運営するヤフーは、自社ニュースサイトの掲載記事に付けられるコメント欄に誹謗中傷などの不適切な内容が多数書き込まれるようになったのを受け、専門チームのパトロールや人工知能(AI)を活用し不適切な投稿を判断する技術を導入。1日平均で約29万件寄せられる記事への投稿のうち、約2万件を削除しています。

今月1日に配信された人気女優の綾瀬はるかさんと韓国人俳優の交際を報じる記事では数時間で1万件以上コメントが書き込まれ、直接的な誹謗中傷の文言は見受けられなかったのですが、ヤフーニュースのTwitter公式アカウントに寄せられた記事へのリプライ(返信)の中には、韓国に対する差別用語を用いた中傷的な内容が散見されました。

「書くことによって評判が落ちるものや、たとえ事実だったとしても、公益目的でないものも名誉棄損(きそん)に当たります。また、公開されていないことを暴露することはプライバシー侵害に当たる」との指摘もあります。

意見や批判についても、度を越えた批判は「違法に当たる」とし、「例えば商品を否定する場合は誹謗中傷になる可能性が少ないが、人格や容姿を否定するような中傷はアウトになりやすい」としています。

一方で藤吉弁護士は「自由な意見を述べることができるのがネットの魅力であり、まっとうな批判は大事。開示手続きなどの簡素化はするべきだが、誹謗中傷(という概念)の範囲を広げる必要はない」としています。

昼間から仕事もしないでツイッター中毒になっている支払い能力のない人間や、中高生などの未成年者が書き込んだケースも多く、完全な取りっぱぐれになる可能性も高いのです。

最近は高齢者のPC使用も増えているがネット上で匿名はありえません。
時間はかかるが調べようと思えばいくらでも調べられるのです。

今回大坂なおみ選手の黒人銃撃事件への抗議による準決勝試合のボイコットがありました。
それに対し大会側、全米テニス協会、世界の女子テニス連盟と男子テニス連盟、国際テニス連盟(つまりテニスのメジャー組織)は、彼女と一緒に「社会的不公正と人種的不平等に対して戦う」と表明。
大坂なおみ選手も同意し、延期された翌日からの出場を決めました。

世界もその行動を絶賛する中、なんと日本からは
「やっぱり日本人じゃなかった」
「スポンサーに対して迷惑」
「こんなことしても無駄」
「警察に殺されるようなことをした本人が悪い」
などの心無いツイートが大量に投稿されたようです。
これらは全て翻訳され海外の人もしっかりと見ています。

スポーツに政治を持ち込むな”ツイートには、これは政治ではなく人権の問題と大人の対応でバッサリ。
世界からまた絶賛の拍手を浴びました。

ただ度重なるヘイトスピーチは誰が読んでも気持ちの良いものではありません。
発信者にはイエローカードで公平中立な制限を政治の介入なく企業努力でヘイト発言の少ない環境を期待します。
つぶやきは別にかまいませんが大声でがなり立てるヘイトはルールを守れないなら退場にして欲しいと思います。



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