“ビョン様”イ・ビョンホン、“ジウ姫”チェ・ジウ、 “韓流のプリンス”リュ・シウォンには共通点がある。彼らの別称だけ見ても、大部分の人々は日本の代表的な韓流スターであると思うであろう。
また他の共通点を探してみよう。
まず一番目はユン・ソクホ監督が演出したドラマに出演して、トップスターの座に踊り出たということである。イ・ビョンホンは 1993年『明日は愛』、リュ・シウォンは1997年『プロポーズ』、そしてチェ・ジウは『冬のソナタ』で、ユン・ソクホ監督と一緒に作業し、トップスターになった。
二番目は『美しい日々』で結ばれた縁という点である。2001年 SBSで放映された『美しい日々』は、出生の秘密を持ったリュ・シウォンとイ・ビョンホンが、孤児でCDショップの店員チェ・ジウを巡って三角関係を構成、人気を博したドラマ。このドラマが日本で放送されて、彼らは日本での人気を確かなものにした。
ドラマ『冬のソナタ』で、日本内で爆発的な人気を集めたチェ・ジウは、『冬のソナタ』以後『美しい日々』と『天国の階段』が日本で相次いでヒット、今年は日本ドラマ『輪舞曲-ロンド』のヒロイン役を務めた。また現在、韓日同時公開される映画『連理の枝』で、久しぶりに映画に出演、活発な活動を進行中である。
日本で放送された『美しい日々』で韓流スターになったリュ・シウォンは、チェ・ジウと違い日本では役者より歌手としての活動が活発である。彼は今年6月から東京を皮切りに7カ都市を巡回、総12回の公演を行って、6万人の日本ファンを動員する。また先月30日には、文化観光省から韓国観光広報大使に委嘱され、日本を始めとする各諸国に、韓国を伝える活動を行う。また韓日両国間の交流の活性化にも努力する予定。
またイ・ビョンホンは、リュ・シウォンやチェ・ジウとは違い、日本で公式的な活動は行わず、韓国で出演したドラマと映画が、日本で公開されている。日本でペ・ヨンジュンと並ぶほどの人気を誇る彼は、5月3日、韓国人で初めて東京ドームで大規模ファンミーティング「イ・ビョンホン in TOKYO DOME」を開催する予定。
このように多少の違いははあるが、彼らが日本に韓流ブームを巻き起こした張本人ということに、違いはないであろう。日本人が、彼らを通じて韓国に関心を持つようになり、韓国の文化と生活にも目を向けるようになった。このように彼らは、韓日両国の文化を理解するきっかけを作る、中枢的な役割を立派に遂行している。しかしこれで満足せずに、日本人が韓流を流行ではなく、ジャンルとして受け止めていくことができるように、努力していかなければならないであろう。
innolifeさんミアネヨあまりにもうれしくて記事をここで紹介させてもらいました