いま『資本論』は数種の注釈・解説書を参照しながら、岩波・向坂訳と大月・岡崎訳を両方読んでいるけど、やはり後者のほうが読みやすいね。原書ページも上方に出ていて、すぐに該当部分が見つけ出せるのもこっち。
また、大月のほうは第9巻に総目次・総索引・解題がまとまっているのも使いやすいんだよね。これは青木書店の長谷部訳も同じ。
いま『資本論』は数種の注釈・解説書を参照しながら、岩波・向坂訳と大月・岡崎訳を両方読んでいるけど、やはり後者のほうが読みやすいね。原書ページも上方に出ていて、すぐに該当部分が見つけ出せるのもこっち。
また、大月のほうは第9巻に総目次・総索引・解題がまとまっているのも使いやすいんだよね。これは青木書店の長谷部訳も同じ。
今日は外出はなかったけど朝からやることが多く、『資本論』は相対的剰余価値の生産に入ったものの思ったほど進まず、第11章協業まで。
「一つの軍隊が士官や下士官を必要とするように、同じ資本の指揮のもとで協業する一つの労働者集団は、労働過程で資本の名によって指揮する産業士官や産業下士官を必要とする。」p.183
なるほど、だね。いまでも軍隊みたいな会社があるし、会社内でパワハラを続ける産業士官や産業下士官も多い。
Sports Illustratedのカレンダーは実はノートのほかに日めくりのも長年使っている。土日は1枚だけど、日替わりで美女が見られるのは嬉しい。
『資本論』と美女。自分の机の上はいつも軟硬同居している。難解な文章につかれると美女を見て頭の中をいったん和らげて、また文章に帰る。
金曜日の東京新聞。アマゾンには数十万人の労働者がいるにもかかわらず、労働組合がないという。驚きだね。倉庫で働く従業員の言葉を読むと、『資本論』の「労働日」の続きを読んでいるように思える。
「10時間のシフトで30分の休憩しかなく、激しいトレーニングのよう」
今日は単純再生産の中の第4節、II部門内部での変換・奢侈品のところを集中して読んだ。前節の応用編といった位置づけだけど、後半には恐慌の話も出てきて、気が抜けない箇所でもある。
ただ、奢侈品の160と100・60の交換のところはまだスッキリと頭に入ってこないなあ。前節と流れは同じだけど、少し複雑だからね。また頭を冷やして考えたい。