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マハロ船長の航海日誌2

ラハイナ大火災〜諸行無常の響きあり〜

2023/9/1
関東大震災から100年経つのだそうです。「天災は忘れたころにやってくる。」と言いますが、けっして忘れてはいないのでまだ大丈夫でしょう。かなり根拠薄弱ではありますが・・・・・


しかし先月、ハワイのマウイ島ラハイナは”山火事”という天災に襲われました。

このTシャツの"AINA NALU"というのはラハイナの中心部にあるコンドミニアムのTシャツです。

ここに泊まった2017年が、一番ラハイナの街を歩き回った頃で、懐かしいですねぇ。

このAINA NALUにも、もう泊まることはできなくなりました。

上空から見ると、二つの十文字の建物が特徴的ですが、
火事の跡の航空写真では真っ白な灰のようになっています。
消失してしまったとしか考えられない光景です。


かつて捕鯨業で栄華を極めたラハイナは、クジラが取り尽くされて衰退。その後1845年にハワイの首都がラハイナからホノルルに移転されラハイナは過去の都市となりました。それから180年。今度はラハイナの街の大部分が山火事の延焼のために焼失してしまったのです。

灰になったラハイナの街について、もう決して元どおりにはならないと思うと、とても哀しいです。

しかし、平家物語の冒頭のくだりを引き合いに出すまでもなく、この世は"諸行無常"です。
残酷な太陽を意味するラハイナは酷暑の乾燥地帯。火事に弱いのはある意味で必然的。この街を襲った災害の結末はあまりに残酷です。でも、ラハイナもやはり諸行無常の例外ではないという事実を受け入れるしかないのでしょう。私はそう思っています。


このラハイナヨットクラブのキャップはラハイナの海岸通りにあるヨットクラブの小さなショップで購入したものですが、もうボロボロなので買い替えたかったのですが、それも叶わぬこととなりそうです。

  

なお、
この災害で犠牲になられた方々には、謹んで哀悼の意を表します。いまだ行方不明の方々におかれては一刻も早く安否が確認されることをお祈りします。

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