マハロ船長の航海日誌2

思い出の(セーリング)カナディアンカヌー

私の手元に、ヨットデザイナーの横山晃氏が設計した(セーリング)カナディアンカヌーのセールプラン図のコピーがあります。

これはシーカヤッカー(当時はシーカヌーと呼んでました。)であり、海でカヤックを安全に漕ぐためのイロハを教えていただいたT氏からいただいたものです。

私がカヤック一辺倒ではなく、セーリングに興味ある人だと知って、この(セーリング)カナディアンカヌーのことを教えてくれたという訳です。

なぜなら、T氏は、この(セーリング)カナディアンカヌーを横山晃氏に設計依頼した本人だからです。

 

この時、手紙もいただきましたが、その内容の一部を引用しますと・・・

同封した(セーリング)カナディアンカヌーの図面は私が1982年に横山晃氏に設計依頼したものです。同氏が自分の設計歴の中で最多記録(9回)の試行錯誤をくり返して完成したという艇です。 (中略)   私自身はこの艇を結局造ることなく乗ることなく現在に至っています。(設計料を50万円も支払ったのに。) 私のシーカヌーに対するConceptが設計期間中に先鋭化し造る気持ちがなくなってしまったからです。

T氏は建造しませんでしたが、世界一周した池川富雄氏(池川ヨット工房)が見事な完成度で建造しています(ココ)。FRP化したものはかつて青木ヨットにて販売していて、その後、横山晃氏の息子さんでヨットデザイナーである横山一郎氏が改良設計し、アクアミューズという製品名で現在も建造販売されているようです。私は、一時期中古のアクアミューズを手に入れて遊んでいた時期がありましたが、自宅の引越し等の事情で手放してしまったのが本当に悔やまれます。(こりゃ早まったことをいたしたのう!)

 

これはT氏にもらった折りたたみ式のカヤック 。重くて遅くて漕いでいて面白くないので「あげます。」と言われてタダで貰っちゃいました。


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コメント一覧

マハロパパ
NO-ONEさん
フラットボトムのカナディアンカヌーに帆を張っても横流れが強く風上に上らないのですが、このサバニ船型のカヌーは普通に風上に登ります。ウエスト工法というエポキシを多用する工法ですね。
no-one
aquamuseの木製版と言うか前モデルがあったなんて知りませんでした!!
これは作ってみたいです!(今カナディアンカヌーを作っています)
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