2024/12/21
マレーシア(及びシンガポール)にはカヤ・トーストという、有名な食べ物があります。トーストにカヤジャムとバターを塗り、半熟卵を添え、コーヒーと一緒にいただくことが多く、まぁ、名古屋のモーニング的な名物と言えるでしょう。(ヨーロッパのフルーツジャムの代用品として考案された、現地で豊富なココナッツを使用したジャム。パンダンリーフを混ぜて作られた薄い緑色のカヤジャムはNyonya Kaya(ニョニャ・カヤ)と呼ばれる。)
ホテルの朝食前にカヤ・トーストを食べに市場に近い屋台に行ってみました。
あるYouTubeで紹介されてた店でローカルな雰囲気はわが家好みですが、トーストに付けるカヤジャムの量が少なかったかな?
まぁ、名物にうまいものなし。あくまで雰囲気で味わうものだと考えることにしましょう。(でも、マラッカで見事にリベンジできました。)
ついでに、麺類もひとつ注文してみました。看板をよく読むとインスタント麺なのでした。でも、”老鼠麺”という変わった麺で、スープの味も良かったです。小皿の香辛料には手を出さず→すごく辛くて朝イチとしてはキツイ!
ホテルに戻ってから、ホテルの朝食をたらふく食べました。
ペナン島は本土と橋で繋がるほどの距離で、フェリーでも20分位で渡れ、料金も格安、なので渡ってみることにしました。フェリー乗り場まではCATという無料バスが使えました。
ヤギの持ち込み禁止!(そもそも持ち込もうとする人がいる?)猫が妙に可愛い!
本土側には一旦上陸しましたが、すぐにUターンです。
帰りはぶらぶら街歩きの末に、ホテル近くの旺記(Wong Kee)というところで豆腐花(トンファ)と豆乳を買ってみました。
次に向かうのは、極楽寺という仏教寺院。島の中部、山の中腹にあります。
中華系の人が作った仏教寺院は、なんだがギラギラしすぎていて、正直あまり好きにはならなかったです。
夕食は大東酒楼の点心料理。開店前から行列です。ワゴンに載せた点心を店内グルグルしてるので、食べたいものを適当に取っていただく方式です。
実に"まいう〜"レベルの美味しさでしたよ。
点心だけでお腹いっぱいにするのはもったいないので、もう一店舗ナシ・カンダルの店に入りました。ナシカンダルとは大皿にご飯を盛ってカレーをかけ、野菜、肉、魚など自分の好みの具材をのせて食べるインドからマレーシアに移ってきたムスリムが始めたペナン発祥の料理です。 今回は何をトッピングすれば良いか見当がつかないので、セットメニューにしてみました。
そして、恒例?ホテルに戻ってからのアルコール解禁!(朝早くから動き回ったので、疲れてたのでしょう、写真を撮ってないですね。)
ペナン島は美食の街で、マレーシアではクアラルンプールに次いでミシュラン掲載店が多いのだそうです。わが家はミシュラン評価にはこだわってませんが、どの店もハズレが少なかったと思います。(ワタクシのブログでは、ハズレ店を上から目線で酷評することはしませんが、はじめっから”書かない主義”〜無かったことにする〜なのですが、そんな店は一店もなかったです。)
それと、マレーシアには、地元料理、インド系料理、中国系料理(ニョニャ料理)があって、満遍なく食べてみたいと思うので、必然的にたくさん食べてしまいますね。だから、同じ料理を二品注文することはせず、常にシェアして食べることになります。
味の強さのレベルで言うと、「控えめな甘さ」「塩分控えめ」「辛さは好みを聞いてくれる」ので、けっこう健康的かな?と感じました。
なお、予想以上に”辛い!”という料理にもたまに当たりますが、赤い刻みトウガラシを齧らないように注意して選り分ければ大抵の場合大丈夫です!(それと翌朝にトイレ入った後の下穴ケアね!)