翌朝6時には起きて。
明るくなってくると西の空にまだ月が。月はいつ見ても、地球上のどこから見ても同じ面しか見られないのですねぇ。月は地球みたいに回転していないようです。ならが日光の差さない付きの表面は、凄く温度が低いのでしょうね。
そして6:50から朝飯場へ。
左上から、茶わん蒸し、クリームパスタ、大根煮、肉じゃが、中央の段、左からエビシュウマイ、シャケ、カラスカレイ、下の段、さつま揚げ、ベーコン。これに生ハムサラダ、浅利の味噌汁。左の小鉢は茄子の煮びたし。茶碗蒸しはぬるかったので今一つ。熱々が食べたい人なのです。
食べ終わって部屋へ戻り、一服。そして展望風呂へ。K氏は行かないって。
すると入れ違いになって一人貸切。贅沢気分を味わっていると小さな女の子を連れて若いのが入ってきた。と思ったらうでに入れ墨。おいおい!入ったらあかんやろ!と思いつつ、注意してヤツの態度でこっちの気分が悪くなったら嫌なのでスルー。入ってくんな!って。
そして、そこそこ温まり風呂から上がると清掃係のおねーさん。
少し色々話してみると、なんと前職と関わりのある人でした。それを知ったおねーさんもびっくりすると同時に不思議な偶然の縁に感激もされていました。笑
どこでどういう接点があるかわからないですよねぇ。話をしてみて初めてわかるという。以前、エジプトに行った時の同じツアー参加の人、や山口県在住の方でしたが、以前に我が町に居住されていたということもありましたし、別の方は親戚がいるということだったり。何かしらみなさん相互に関係し合ってますね。
そして10:30チェカウト。その際、この日から休館するということでしたので、働き方改革のため、従業員に休みを与えるためかと聞きましたら、色々と館内メンテナンスをするためもあるとのこと。宿泊客のいる中でできないメンテナンスを実施するためでもあるということでした。特に温泉であるがための配管取り換え工事などは、風呂を閉鎖して実施する必要があるということでした。
素晴らしい!いやー、こういう旅館、他に聞いたことがありません。まあ全ての温泉旅館の事情を常に把握しているわけではありませんが、そういう噂も聞いたことがないので余計に感心しました。
そして玄関の車寄せには着物着たおねーさん。てっきり若女将かと尋ねましたらお見送り要員だそうで。苦笑。普通は女将もお見送りしたりしますけどねぇ。
そして、旅館を出ると左折して有馬街道へ。
ところどころ道も広げてあったトンネルもできていて、阪神高速・北神戸線の入り口もあったり。久々に六甲山に上ることに。坂を上っていくと真っ直ぐ行くと六甲山トンネル。そこを右折して裏六甲ドライブウェイへ。
ここをでかいバスで運行していたなぁと感慨深く。もう25年以上通ってません。
そして山頂付近の道路へ出ると展望台方面へ。六甲ガーデンテラスとかがある場所です。
矢印の行程です。ロープウェイで上がればすぐですが、車だと遠回り。でも、ロープウェイだと往復しないといけませんので。
ガーデンテラスから見た神戸空港とポートアイランド。沖よりが空港です。空気が澄んでいる飛でしたらここからライブ配信してもいいですね。神戸、関空、伊丹に降りる飛行機が見えます。
そして東を見ると伊丹空港。
青組の787でしょうか、離陸へタキシング中。
そして大阪湾を見ているとさらに沖合を埋め立て中でした。知らない間に。もうこれ以上は埋め立てないでもらいたいですね。それでなくても、大阪湾は昔より一回り狭くなっています。そのために、さして漁獲も無いのに莫大な税金が漁業補償という形で支払われているのですから、さらに漁業補償?ふざけるなって話です。そのうち全部埋め立ててしまい、昔、ここは海でした、なんて話になってると思います。淡路島とも陸続きに。嘆かわしい。
そしてここは仕事でもよく行ったカントリークラブ。クラブハウスで食事するしかないのですが、なんせ値段が高い!仕事に来ているんだから、もっと格安にしろ!って思ってました。一番安くて焼き飯大盛で650円。
中央右寄りに見えるアスファルトの道路、このカーブを覚えています。
ガーデンテラスの駐車場の水たまりは凍っていました。さすが標高900mの六甲山。さっぶ~~~!
長居もしてられないので、しばらくして退散。
そして来た道を戻り、登ってきた道を通り過ぎ、今度は表六甲ドライブウェイを降ります。そしてここには関西の観光バス運転手泣かせのカーブがあります。23番目のカーブ。かなりのヘアピンカーブです。12mのバスでは上手にハンドルを切らないと曲がり切れないか、逆に早く切り過ぎる車体後部の下部を擦ってしまいます。久しぶりに通るので昔を思い出して大回りしてK氏に大変さを伝えました。
対向車、後続車はありませんでしたので。
久々に走行して面白かったですね。この後、ずっと急な下り坂。私の車はAT車で、2速までしかありません。1速にシフトできないオートマ車。これはあきませんね。こういう長い急な下り坂があるのですから1速にもシフトできるようにしないと、もしくは排気ブレーキを付けるとかしないと、積載1t車なので1t積んでいたらここの下り坂ではブレーキを焼いてしまう恐れが大です。
現に空車に近い今回でも2速で下るとぐいぐい転がりブレーキでさらに減速しないといけないぐらい。これが仕事で1t積んでいたらと思うとぞっとしますね。
この下り坂では、少し前に15t車がブレーキの多用で大事故を起こしていますし、先の富士山の下り坂での観光バスの横転事故もそうですね。
フットブレーキを使用しなくても、エンジンブレーキ、排気ブレーキだけで坂を下れるようにするのがメーカーの義務でしょう。特にディーゼルのエンジンブレーキはガソリンエンジンに比べて弱いですから。
昔、仕事汚で大佐渡スカイラインを降りたことがありますが、あれは強烈な下り坂でした。2速、エンブレ、と排気で下りていましたがすぐにエンジン回転がオーバーレブ付近まで上昇、その度にフットブレーキを使用するという。なので、すぐに1速まで落として、ゆるりゆるりと降りて安全に降りましたが1速で降りるとエンブレだけでは転がり、逆に排気ブレーキが効き過ぎで、入れたり切ったりで車体の動揺がぎくしゃくして乗り心地は悪かったでしょう。しかし、安全には変えられません。
小豆島の寒霞渓から銚子渓へ下りる坂も8%から10%と急坂でしたが、まだ距離が短いのでマシでした。富士スバルラインは3速排気で十分でしたね。
下り坂を下りる時はできるだけフットブレーキの使用は避け、エンブレだけで降りれるようにギア選択しないとダメです。フットブレーキを多用すると最終的には効きが悪くなり、いざという時の制動距離が伸びてしまいますから。
最近の車のブレーキの放熱やブレーキパッドの耐熱性能は向上しているとはいえ、過信は禁物です。
ということで、後は山手幹線からR171へ抜け中央環状線で帰宅したのでした。