パナマ船籍

先日、真鯛を釣って機嫌よく帰港していると、湾内に真新しいでっかいタンカー。

ということは？

先日サイクリングしたときに建造中だった船が完成した？

塗装もピカピカ！さすが新造船！それにしても喫水線が深いです。喫水線まで加重がかかっても沈まないわけです。かー！！凄い！

パナマ船籍ということは、nanayちゃんの母国の近く。でも、所有者は日本法人、なんてことよくあるんですよね。

　あらら！肝心なところでピンボケ。夕暮れ時だったので仕方が無いですけど。

ここの造船所、この次の船は受注しているんでしょうか？心配です。
相当厳しいらしいですから。

しかし、造船所からここまで短い距離でも航行するには、やはり工場の従業員も、航海士とか機関士の資格を取っているんでしょうね。
特例として無資格でも、この距離はＯＫとかいうのもあるかもしれませんが。
こんなでっかい船のエンジンをかけるには、バッテリーとかでセルモーターを回して、というわけにはいきません。それほど大きなセルモーターを滅多に使わないのに積んでいると、搭載スペースも、重量も余分にかかってしまいます。
では、どうやってごっついエンジンを回すか？

それは、圧縮空気を使います。高圧タンクに圧縮空気をコンプレッサーで溜め込んで、その圧縮空気の圧力を一気に開放して、ピストンを動かしてかけます。
なのでエンジンをかけるには、空気圧力が高くなるまで時間が相当かかります。ので、大型船は一度エンジンかけたら滅多やたらとエンジンは切らないのです。

当然、この船もエンジンかけたらかけっぱなし。