秩父三十四観音霊場の巡礼の旅も、いよいよ秩父第三十一番から三十四番の四ヶ所を残すのみとなりました。
秩父第三十一番からの最後の四ヶ所は、札所間の距離も長く峠越えなど過酷な道のりが続きます。
秩父第三十番で一旦巡礼を終え、三十一番からを敢えて仕切り直ししたのはそんな理由からです。
一気に廻ってしまうことも出来なくはありませんでしたが、早く回る事を目的にしていなかったので...。
今回は震災で亡くなった方のご冥福をお祈りするのが第一の目的でしたので、一気に廻るのではなく、秩父の街をじっくり見て、一歩一歩巡礼道を踏みしめながら歩く事にこそ、大きな意義があったのです。
2011.4.13
朝4時起きで、秩父に向かいます。
自宅から3時間以上かかって、御花畑の駅に到着です。
ここから札所三十一番に歩いて行くのは、少々無茶です。
感覚では、20キロ以上あります。
まずは、西武秩父駅から一番近い所までバスに乗ります。
最寄のバス停で降りて(と言ってもまだ5、6キロはありますが...)そこからは歩いて三十一番札所へ向かいます。
良い天気です。
今日も暑くなりそうですね。
途中、「たらちね観音」とか「地蔵寺」とか、札所ではありませんが、有名なスポットがあります。
今回も立ち寄っていますが、それはまた別記事で...。
「たらちね観音」や札所の立て看板が見えてきます。
もう少しです。
暑さも限界に達した頃、三十一番札所に到着です。
ここから、本堂まで永い階段を登って行きます。
石段の数は、296段あって、般若心経276字と、普回向20字の合計の数となっています。
一段づつお経を唱えながら登っていくと、厄除けのご利益があるそうですが、何せ般若心経を覚えてません。
震災で亡くなった方のご冥福をお祈りしながら、一段一段踏みしめて登って行きます。
へたばりかけた頃、本堂に到着です。
他の巡礼者がいないので、鐘を突いてみます。
今日も左手だけの登場です(手タレでも目指しますか?)
自分でビックリするほど大きな音が鳴ったので、思わず廻りを見回してしまいました。
本日の最初の札所なので、線香を供えます。
誰も供えていない所に一番に供えるのは、何となく気持ちが良いです。
『秩父第三十一番 鷲窟山 観音院』 曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。
震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
本堂の向かって左手には、滝があります。
昨年訪れた時よりも更に水量が減っているような気がしました。
肉眼では確認できますが、画像には殆んど写っていませんね。
滝のしぶきを浴びるように、不動明王が立っています。
断崖の下には、大きな法印塔があります。
家内安全、健康のご利益があるらしいので、しっかりと拝んでおきます。
断崖には、磨崖仏が点在しています。
納経所でご朱印を戴く前に、東奥の院に向かいます。
更に石段を登って行きます。
実は確かめたい事がありました。
去年訪れた時に貼り付けた千社札です。
色褪せていますが、辛うじて「礼次郎」と読む事ができます。
一年間(正確には8ヶ月)の風雨に耐えてくれたようです。
東奥の院の近くには、「馬の蹄跡洞窟」があります。
本堂そばの磨崖仏は、こんなに近くでは見ることはできないので、ここの磨崖仏は必見です。
納経所で戴いたご朱印です。
納経所では、しばし「余震」で話が盛り上がってしまいました。
ついさっきも、大きな余震があり、納経所はかなり揺れたそうです。
本堂は大きな断崖のそばにあり、しっかりした地盤なので心配ないそうです。
三十二番札所への道を教えて戴き、丁寧にお礼を言って納経所を後にします。
境内には、団体の方々が来ており、随分と大声で賑やかな状態になっていたので、さっさと下山します。
三十二番へ向けて出発するのですが、今日は永くなってしまいましたので、続きは次回へ。
ブログランキングに参加しています。
いつも応援に感謝しています。ありがとうございます
秩父第三十一番からの最後の四ヶ所は、札所間の距離も長く峠越えなど過酷な道のりが続きます。
秩父第三十番で一旦巡礼を終え、三十一番からを敢えて仕切り直ししたのはそんな理由からです。
一気に廻ってしまうことも出来なくはありませんでしたが、早く回る事を目的にしていなかったので...。
今回は震災で亡くなった方のご冥福をお祈りするのが第一の目的でしたので、一気に廻るのではなく、秩父の街をじっくり見て、一歩一歩巡礼道を踏みしめながら歩く事にこそ、大きな意義があったのです。
2011.4.13
朝4時起きで、秩父に向かいます。
自宅から3時間以上かかって、御花畑の駅に到着です。
ここから札所三十一番に歩いて行くのは、少々無茶です。
感覚では、20キロ以上あります。
まずは、西武秩父駅から一番近い所までバスに乗ります。
最寄のバス停で降りて(と言ってもまだ5、6キロはありますが...)そこからは歩いて三十一番札所へ向かいます。
良い天気です。
今日も暑くなりそうですね。
途中、「たらちね観音」とか「地蔵寺」とか、札所ではありませんが、有名なスポットがあります。
今回も立ち寄っていますが、それはまた別記事で...。
「たらちね観音」や札所の立て看板が見えてきます。
もう少しです。
暑さも限界に達した頃、三十一番札所に到着です。
ここから、本堂まで永い階段を登って行きます。
石段の数は、296段あって、般若心経276字と、普回向20字の合計の数となっています。
一段づつお経を唱えながら登っていくと、厄除けのご利益があるそうですが、何せ般若心経を覚えてません。
震災で亡くなった方のご冥福をお祈りしながら、一段一段踏みしめて登って行きます。
へたばりかけた頃、本堂に到着です。
他の巡礼者がいないので、鐘を突いてみます。
今日も左手だけの登場です(手タレでも目指しますか?)
自分でビックリするほど大きな音が鳴ったので、思わず廻りを見回してしまいました。
本日の最初の札所なので、線香を供えます。
誰も供えていない所に一番に供えるのは、何となく気持ちが良いです。
『秩父第三十一番 鷲窟山 観音院』 曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。
震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
本堂の向かって左手には、滝があります。
昨年訪れた時よりも更に水量が減っているような気がしました。
肉眼では確認できますが、画像には殆んど写っていませんね。
滝のしぶきを浴びるように、不動明王が立っています。
断崖の下には、大きな法印塔があります。
家内安全、健康のご利益があるらしいので、しっかりと拝んでおきます。
断崖には、磨崖仏が点在しています。
納経所でご朱印を戴く前に、東奥の院に向かいます。
更に石段を登って行きます。
実は確かめたい事がありました。
去年訪れた時に貼り付けた千社札です。
色褪せていますが、辛うじて「礼次郎」と読む事ができます。
一年間(正確には8ヶ月)の風雨に耐えてくれたようです。
東奥の院の近くには、「馬の蹄跡洞窟」があります。
本堂そばの磨崖仏は、こんなに近くでは見ることはできないので、ここの磨崖仏は必見です。
納経所で戴いたご朱印です。
納経所では、しばし「余震」で話が盛り上がってしまいました。
ついさっきも、大きな余震があり、納経所はかなり揺れたそうです。
本堂は大きな断崖のそばにあり、しっかりした地盤なので心配ないそうです。
三十二番札所への道を教えて戴き、丁寧にお礼を言って納経所を後にします。
境内には、団体の方々が来ており、随分と大声で賑やかな状態になっていたので、さっさと下山します。
三十二番へ向けて出発するのですが、今日は永くなってしまいましたので、続きは次回へ。
ブログランキングに参加しています。
いつも応援に感謝しています。ありがとうございます
観音院の千社札、気になったので確認しました。
残念ながら、真っ白になっていました。何が書いてあったかも肉眼では確認できませんでした。(+_+)
法性寺の大日さんと観音さん行ってみましたが、本当に、一歩間違うと死にますね(*´ω`*)
結願に近づいていますね。もう一息ですね。
千社札は、シール式のものでしたので、色褪せるのも早いかと思います。
まあ、ある程度の期間で朽ちてしまわないと、次に貼りたい方のスペースが確保できないのかも知れませんw
お船観音の大日様を詣でるには、十分な注意が必要です。
管理側には、安全面での十分なメンテナンスをお願いしたいものです。