クリーニング後の弦。硬くなった松脂が一部残っていますが、一応、すっきり(笑)。今後も様子を見てクリーニングしていくつもりです。 Nikon D500/AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
先日、弦にこびり付いた松脂を落とそうと思いました。
正直なところ、弦に付着した松脂についてはあまり注意してきませんでした。練習後はいつも木綿の布(元バンダナ)で弦に付着した松脂をゴシゴシこすり取ってはいますが、完全ではないようで、よく見ると部分的に松脂が強固に付着しています。多分、1年分?
溶剤(アルコールなど)を用いれば簡単そうなのですが、弦自体を痛めそうなので乾式で済まそうと目論見ました。
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まず、歯ブラシで擦ってみました。ところが、歯ブラシの硬さが「ふつう」だったので硬くなった松脂には歯が立ちませんでした(笑)。
そこで、カッターナイフを使いました。盛り上がった松脂を慎重に、かつ、撫でるように刃を進めましたが、匠の技には及ばず。弦を痛めそうなので途中でギブアップ。メガネ拭きクロスで拭いて整え完了としました(写真)。
*以上は、あくまでも私の流儀(笑)です。
結果はパーフェクトではありませんでしたが、楽器と親密に接した結果、また一段と距離が縮まったような気がしました(笑)。先方の気持ちは分かりませんが(笑)。
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翌日、家にあった洗車用のマイクロファイバークロスというもので汚れの残りがあるC線を拭いてみると、意外にも簡単に落ちるではありませんか。もう、世の中の方がとっくに先に進んでいます。これなら、楽にきれいに落とせそうです。微妙ですが音も硬さが取れたような(笑)。しばらく、この方法で経過観察してみます。∎