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親指ポジションの具合

2017年04月25日 | チェロ
サンマルティーニのソナタ・ト長調、第3楽章の練習に入って2か月近くたった。あっても一日30分程度の練習でどれくらい弾けるようになるかはたかが知れているが、復習だからそれほど効率が悪いわけでもない。お蔭で親指ポジションの取り方が向上した。親指で弦を抑えるときの痛さ、辛さも少なくなり、親指ポジションであることもあまり意識しなくなったように思う。多少は慣れてきたのだろう。
「鈴木チェロ指導曲集 8」から


usw.

あとの課題は、音程を詰めていくこと。親指の微妙な位置で音が変わらないように正確に押さえるようにしなければならない。そして、そこはこのソナタで最も高い音になるので、金切り声にならないように上手にボーイングをしなければならない。まだまだ音が擦れて嫌な音になる。A線に注意しているとD線がメロメロになる。ついには何調だったのか分らなくなってしまう(笑)。

この曲に限らず、あまりにも昔の練習(レッスン)のときと音程が違っていたりするので、自分は何を練習していたのだろうとがっかりすることが間々ある。こんな状態でよく得意になって弾けたものだ、と恥ずかしくなってしまう。まあ、この「気付き」があってこその進歩なのだろうが、遅すぎるのだなあ、気付くのが(笑)。


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