8月に入っても書類の整理が続いているため、ピアノもチェロも練習時間が不足気味です。特にチェロはほぼ放置状態になりました。先月、たまたまケースを開けたところ、第1ポジションあたりで4本の弦が黒っぽく見えました。
ついに弦が錆びました。もちろん、チェロを始めて以来こんなことはありませんでした。
慌てふためいて、ネットで対応策を探し、結局、クロスで拭いて、たまたま手元にあった宝飾品用のクロスでも磨いたら元どおりになりました(と思います)。
現在のチェロの様子です。当日は狼狽して、証拠写真を撮ることを
忘れてしまいました。(2024/8/6撮影)
そんなことがあってから1か月くらいになるのですが、今のところ4本ともに無事です。
弦に汗や脂が残留し、梅雨と猛暑の湿気に反応して錆びたのでしょうから、今後はクリーニング方法を見直さないといけないかも知れないですね。
この一件があってから、2日に1回は短い時間でもチェロを弾くようにしています。ボウイングと1~2オクターブのスケールくらいですが、基本に戻って(もう数えきれないほど戻ってますが)、よい音を出すこと、引き出すことに集中しています。
皮肉なことに、こうすることでかつてないほどチェロと向き合っているように思います。∎
錆と音楽は無関係らしく何も思い付きません。当然ですね。
そこで、無理やりですが、錆 → ナイフ → 匕首(あいくち)マック → 『マック・ザ・ナイフ』!
ベルトルト・ブレヒト作、クルト・ヴァイル曲の音楽劇『三文オペラ』(1928)の中の1曲ですが、いい感じでアレンジされています。
Mack the Knife Original (Mackie Messer in German)