ホリカワクシヒゲガガンボの出現

今日は虫捕りをして遊びました。と言っても、実際は家の中で捕虫網を振り回して虫に遊ばれていました。

どういうわけか、家の中でホリカワクシヒゲガガンボが大量発生しました。第１発見者の妻の通報を受けていると探す間もなく目の前をフワフワと飛ぶシマシマの蜂っぽい虫が一匹。蜂については最近痛い目にあっているので興奮する私。コウモリ用に買っておいた捕虫網を持ち出し一振り、二振りするのでしたが、その度に逃げられました。子供の頃の実力は落ちてしまったかと悔しくなりましたが、どうもトンボと違って飛び方が遅くタイミングが合わないようです（笑）。諦めずにどうにか追いつめて捕獲することができました。

調べてみると、蜂ではなくガガンボの一種で、ホリカワクシヒゲガガンボ（ホリカワ・クシヒゲ・ガガンボ、ガガンボ科）と判明。尖った尻を上げているけれでも針も毒もない大人しいやつだと分りました。どうりで、フワフワと脱力系で飛ぶわけです。
それからさらに2、3匹を発見、捕獲。いずれも外に放ってやりました。
それにしても、これだけクシヒゲがいるのは何故でしょう。

(1)薪に卵が付いていて孵化した、(2)台風で家の中に植木を入れた時に孵化した、と考えられますが、薪は春から室内に置いていないので植木についていた卵が孵ったと思われ、まさに台風の置き土産かも知れません。ですが、生態を知らない私には想像の域を出ません。

まあ、ともかく、童心に返って遊ばせてもらったことだけは確かです(笑)。

写真上　ようやく捕獲したオス。網の中ですが、オスの特徴である櫛のような触覚が判ります。

写真下　再度、訪れてくれたホリカワ君（オス）がしばらくご滞在。（以前の写真が不鮮明だったので再訪を機に差し替えました。2018年9月1日）


写真下　台風21号の準備で家の中に避難させた植木にいたらしいホリカワさん（メス）。再度、台風の置き土産！？ 触覚が小さく、全体が地味系です。（2018年9月4日追加）


写真下　また植木から生まれたらしいホリカワさん（メス）。こちらは背中がオレンジ色と派手系です。（2018年9月11日追加）


　Panasonic/LUMIX LX9
　Nikon D500/AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G