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松脂をギヨームに変えて

2023年06月17日 | チェロ
ここのところ、松脂はメロス(ダーク)で安泰でした。ところが、最近、迷いが生じて(笑)、短い間に変遷を繰り広げました。

一旦、黒猫を使ってみました。以前に使ったことがあり違和感もなく使えよかったのですが、黒猫がOKならば、同じメロスのライトでもいけるのではと考えました。購入し、使ってみるとこちらもいい感じでした。しかし、しばらく使うとカリカリしてきたので、ダークと合わせ技で使用した後でダーク単独に戻しました。何のことはない、元どおりです。

つまり、
メロス(ダーク)→黒猫メロス(ライト)→メロス(ライト + ダーク)→メロス(ダーク)。

でも、梅雨のせいかも知れませんが、何となく以前のようにはしっくりこないので、以前、一度使ってみて好印象だったギヨームに変更してみました。


缶入りのギヨーム。内側が緑色でした。松脂本体は見た目とろみ感があります。微小な粉末で滑らかで、あまり楽器にこぼれないので掃除が楽です。

すると、これが大当たりでした。
ギヨームは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ用などと謳われているので、本当にそうか?と心配していたのですが、問題なくチェロでも使えます。

それどころか、肌理が細かく、弓毛によく馴染み、滑らかに弓が動き、カリカリする感じもありません。音自体もよく出るし、雑音も少なくなったように感じます。弦に吸い付くように動きますが、少しでも弓の方向性が悪いと滑るように感じました。これは、松脂の問題ではなくテクニックの問題ですが。

以上は、あくまでも個人の環境、技量においての感想なのですが、今までで最もよい印象を受けました。当分の間、(少なくとも梅雨の間は)ギヨームを使い込んでいきたいと思います。

Nikon D5600 / AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G



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