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シオヤアブの飛来

2021年07月22日 | ぼくの博物誌

Nikon D5600 / AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G


またもや、早朝の訪問者。それもカップルで(笑)。
縁側に出た妻の「変なトンボがいる」という言葉で出動してみると、確かにトンボの番のようなものが止まっていました。大きさは目視約3.5cmx2。しかし、翅は短く、胴に沿ってついています。その胴体は太くたくましく黄金の剛毛に覆われていて荒々しい。一見してひと癖ありそうなスタイルです。
しかしてアブトンボかトンボアブか(笑)。

撮影後ネットで検索すると簡単に名前が分かりました。
ハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科に属するシオヤアブ(塩屋虻、Promachus yesonicus)でした。これも全国に生息する普通種です。
しかしながら、かなり獰猛らしくハエやアブを捕食するだけでなく、時にはスズメバチなども襲うことがあるようです。スズメバチ対策に正面装備したい種ですね(笑)。

この前のセンノキカミキリといい、このアブといい、我が家の周りは昆虫の王国のようですが、仕事をやめてから、今まで気付かなかった虫たちに気付くようになったのだと思います。普段でもそうですが、コロナ禍の現在、昆虫とお付き合いする時間も貴重かも知れません。
最近の世の中を見ていると人間よりも昆虫の方が賢明で正直に思えてなりません。これからどんな虫さんと遭遇するのか楽しみです。


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