
電子ピアノ(カワイCN27)は4年前に買って以来まったくのデフォルトで使っていました。ただし、デフォルトの音色が気に入らず、好みのグランドピアノの音に毎回変更していました。つまり、椅子に座る、電源を入れる、音色を変更する(ボタン+鍵盤の所定のキーを押す)、ヘッドフォンを装着する、ハノンを弾く、というのが毎日のルーティンでした。
先日、電子ピアノの取扱説明書をつらつら読んでいたら、いろいろと設定変更が書いてあったので遅まきながらやってみました。
4年も経ってからのカスタマイズは、それだけピアノが冷遇されていたということですね。愛の反対は無関心(笑)。
まずは、音色(SX→EXコンサートグランド)、お任せ設定(クリーン)、リバーブ(ルーム)、電源の自動オフ等を選んで最後に設定保存をして終了です。文字で書くと簡単ですが、鍵盤の隅の物理ボタンを押しながら鍵盤に割り当てられた所定のキーを探し出して押すのに苦労しました。
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早速、再起動してみると、当然ですが、設定が生きていて電源を入れるだけで好みの音色になりました。してやったりですが、今までの手間は何だったのか(笑)。
ところが、その後、ヘッドフォンなしで弾いてみたところ、スピーカーから出る音がかなりキンキンした音に聞こえ驚きました。これではまるでトイ・ピアノ!
そこで、ヘッドフォンなしで再設定を行いました。
今度は音色を一つ一つ聞きながら慎重に選びました。他の要素との関係もあるのでしょうがクリーンよりもソフトの方がよかったようです。あまりピアノの機能や名称を知らなかったのも原因の一つのようです。ついでに、チェロと合わせるためにピッチを442Hzに変更し、保存して終了しました。
その結果、スピーカーからもヘッドフォンからもまずまずの好みの音が流れるようになりました。これから弾き込めば愛のある音になるかな(笑)。∎
Pentax Q7 / 01 Standard Prime 8.5mm
(写真の鍵盤に付いたラベルは、音色、メトロノームの速度等を設定する目安に自分で貼ったものです。)