松脂(ロジン)をラーセンとベルナルデル併用から黒猫に変更したばかりですが、メロスが欲しくなり我慢しきれずにネットで買ってしまいました。歳をとると、どうしても「出口」が見えてくるので、今のうちにという心理に陥るのでしょうか。焦ろメロス(笑)。
冗談はともかく。
メロスは、はっきりとチェロ用と謳われているし、ネットでも評判が良さそうなので、試さないわけにはいきません。一般的な松脂よりも量が少ないのですが、まあ、使い切るようなことはなさそうです。
町工場的な、すっぴんモードのメロスの松脂(左)、その倍も背が高い黒猫(右)。
さて、メロス(ダーク)を早速塗って弾いてみると、まろやかで、引っかかりもよく、気持ちよく弾けるではありませんか。しかも、音の大きさを損ねることもないようです。つまり、大変よい音になりました。まるで、自分の楽器のためにあるような(笑)。この子からこういう音が出るのかと驚きました。やっと、相性の良い松脂に巡り会えたようです。松脂の大切さを改めて認識しました。∎
Nikon D5600 / AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G