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思い出の汽車たち 4

2024年12月27日 | 汽車・鉄道
▍東金線の8620
この写真も汽車を撮り始めた頃のものです。故に、記憶は消えかかっていますが、東金線の成東付近と思います。いつ、どうして撮影に行ったのか記憶に残っていませんし、前回のC12同様にこの1枚のみが残りました。佐倉区の8620形(ハチロク)が牽引する貨物列車です。



この地方は平坦な地形で、鉄道も淡々と平野を進みます。歌にうたわれるような山あり、谷ありの典型的な鉄道風景とは異なり変化に乏しいのですが、それはそれで愛すべき風景なのではないかと最近は思っています。

グーグルマップを見るかぎり、現在は住宅などが建っていて、列車を一望できるような見通しはもうありません。
撮影日は天気があまりよくなく、煙も列車のデティールもはっきり見えないところは残念です。


8620形は、9600形とともに大正期の花形でした。旅客用の細身の機関車が、地方で貨物列車を牽引するのも、この時代の特徴でした。そう言えば、千葉県は不思議と9600には縁がなかったですね。



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