C E L L O L O G U E +

ようこそ、チェロローグ + へ!
いつまでたっても初心者のモノローグ
音楽や身の回りを気ままに綴っています

梅雨のレッスン

2005年07月04日 | レッスン
関東地方は夜になって雨が小止みになり,レッスン時には助かりました。しかし,昨日の日曜日から,寒さのせいか体調を崩してしまったので,覇気のない(笑)レッスンとなりました。

まずはセヴシック。
こちらは密かに満を持していたのです。果たして,練習の成果があったのか,単純なボーイングについてはOKが出ました。心配していた三連符,四連符のボーイングもOKでした。しかし,練習のし過ぎでスタッカートがあることに気がつかなかった(笑)42番は次回持ち越し。その他,71,87,96,99番がやり直しとなりました。

続いてバッハのハ長調プレリュード
昨夜,NHKでジャン・ワンの素晴らしい無伴奏(1,5,6番)を聴いているので少しはましに弾きたい気持ちはあるのですが,思いだけで終わりました。

さて,すべて16分音符で成り立っているようなこの曲はいかにひとつひとつの音の粒を揃えるかが最重要課題。そして速度も一環していなければなりません。ルバートが許されるところは最初と最後の限られた部分だけ。う~ん,バッハの世界は厳しい。
今回,中心になったのは21小節目からのシンコペーションがからむパッセージ。ここは何度練習してもリズム感が把握できない部分で,誰のCDを聞いても芸術的過ぎてよく聞き取れないところです。もっと弾き込む必要があります。そして全体的に音程ももっとしっかり取らないと曖昧になってしまいます。道は遠過ぎ,荷は重過ぎ。疲労感だけしっかり残ったレッスンでした。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。