かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

離れているわけ

2009年07月06日 | Angels' message
先日喫煙防止講話をしたSK中の1年生の感想文をご紹介。

禁煙教室に参加して、タバコを吸うことでさまざまな病気になることがわかりました。おじいちゃんが肺気腫なので、つらいなあと思いました。大人になったらタバコを吸わないようにしたいです。

私のお父さんはタバコを吸っています。やめたほうがいいよと言ってもやめてくれません。でも、今日先生に言われたことをお父さんに言いたいと思います。タバコには4000種類の化学物質が含まれていて、そのうち250種類は有害なもので、60種類はがんになりやすいと聞いて、タバコは絶対に吸いたくないと思いました。

タバコはとても体に悪いということがわかりました。ぼくの家ではお父さんとお母さんがタバコを吸うので、ぼくが耳が1年のうちに1回は中耳炎になります。だからぼくは、タバコを吸わずに生きて、子供たちにつらい思いをさせないようにしたいです。

私は今日、昔父がタバコを吸っていた頃の話を思い出しました。それは、私が生まれる前にやめたそうです。たぶん父は(私が)未熟児にならないために(タバコをやめたのだ)と思いました。

話を聞いてわかったことがたくさんあります。ひとつめは、タバコの煙は毒だといわれているものが250種類もあるとは知りませんでした。家ではお父さんとお母さんが吸っていますが、いつもと違う場所で、なるべく離れているわけがわかりました。

今日のお話は小学校の頃にも聞いたことがあるのでわかっているつもりでしたが、もう1回聞いてみると忘れていたこともあり、クイズ形式にしていただき、思い出しました。タバコは見た目だと簡単にやめられると思っても、本人はやめられない、怖いことだと十分わかりました。
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