昨年は色々な事情でお休みしていた喫煙防止教室。
コロナ禍にあっても、教育現場は順応。
昨年秋頃から再びオファーをいただくようになった。
けれど、こちらは以前のように学校へ気軽に出かけられるような職場環境ではなくなってしまったため、継続させるための良い解決方法はないものかと色々模索していた。
ひとつは、これを機に、私の特別授業を養護の先生に受け継ぐこと。
何年も通って授業を見てもらっている顔馴染みの養護の先生方には、詳しい解説書&台本付きのスライドショーを提供。
昨年度中は、それを使ってそれぞれの学校で実施していただいた。
今年度に入って「今年は来てもらえますか?」と再度オファーをくださった市内のJ小学校。
何年も前から4年生に喫煙防止教室、そして6年生にがん予防教室を行っている。
養護の先生と何度か相談した結果、オンラインで喫煙防止教室を行うことにした。
小学生相手の授業は、子供たちの反応に瞬時に対応しながら進めたいので、オンラインでは質が落ちると思ったので、ハイブリッド形式を選択。
まず、リモートで教室と職場を繋いでみんなで挨拶。
そして、授業前半に養護の先生が私のスライドを使って教室で生の授業をする。
その間、私は子供たちが授業をうけている様子をオンラインで見学する。
そのあと、私が子供たちからの質問に答えたりして、直接やりとりをするという感じ。
昨日初めてやってみたが、バッチリうまくいった。
同じ授業内容でも、学校の先生がやると、子供たちもしっかり反応しつつ、いいあんばいにサラリと進行する。
結果、時間に余裕ができ、最後にチェロ演奏のプレゼントもできた。
時々、画面と音声が一瞬フリーズすることがあったけれど、ほぼ支障なし。
校長先生も授業参観してくださっていて、手ごたえを感じていただけたようだ。
児童全員にタブレット配布される予定らしいので、これからお互い色々と経験していけば、生授業と遜色のない充実した授業ができるようになるのではないか。
新時代の健康教育法を開発していきたいな。
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