マスタークラス3日め。
平日2日間をはさんでの最終レッスン。
1&2日めは車で出かけてホテル泊をしたが、今回は電車で日帰り。
どこもかしこもすごい人出だった。
海外からの旅行者も目立つ。
マスク無しで会話する人が密集するところには、ウィルスがたくさん浮遊しているだろうなあ。
5類に移行したら、アルコール消毒を設置しているところが減るだろうから、出かける際には携帯する方がいいかもしれない。
さて、レッスン。
平日は練習する時間がなく、当日の朝2時間弱くらい弾いてから出かけた。
現地には予定より早く着いてしまったが、ちょうどクラス前に1時間の休憩時間があったので、そこでもさらうことができた。
自分が弾きやすいテンポを維持できれば、かなりミスが防げると思う。
ミスるのは、たいてい音程。
永遠の課題だなあ。
でも、3日間でだいぶ成果があげられたと思う。
去年よりも先生との距離が近く、先生自身が弾いてみせてくださることも多かったので、よかった。
去年と違って右肩の痛みはなくなっているけど、やっぱり時々肩を上げる癖があることを指摘された。
感情移入して弾く人ほど、その傾向があるのだそう。
「肩を上げると、感情がうちに込もってしまって、お客さんのほうに伝わってこないから、やってはだめなんです」
なるほど。
確かに、伝えようという気持ちを忘れてた。
ヘ長調の音階でパキパキパキとあがっていくところは、焦ってもつれてしまうが、もっとゆっくり、はっきり弾いて、誤魔化そうとしないようにと、何度も練習させられた。
「音階の部分も音楽ですからね」
そうだよな!
先生も、ハ音記号がまだ読めない頃にこの曲を弾いたことがあったという。
「あの頃は子供だったから、何もわかってなかったけど、とても美しい曲ですよね。この美しい音をぜんぶエンジョイしてください」
本当にそうだ。
音のひとつひとつが、全て美しく、意味を持っている。
神様と対話しながら、自らの人生を振り返りつつ、天国への階段を登っていくイメージをはっきりと描きながら弾くことができる。
「この曲はあなたに合ってますね。だから、自信を持って。ピアノは何もしていませんから、自由に弾いて大丈夫です!」
先生のお母様もまたいらしていて、「聴きながら、とってもパワーをもらってますよ」と言ってくださった。
頂いたご指導の言葉だけをこうやって書いてみると、なんだか、宗教の勧誘みたいだけど····
ま、お祈りの歌だしね。
よおーし、ガンヴァルぞ。
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