今年の目標、着物編

この頃ご無沙汰している気付教室。
この春に結婚式のお呼ばれや子供の卒業、入学式を控えている人たちが特訓中だというので、先生にご挨拶だけでもと思い、顔を出した。

といいつつ、ご挨拶もそこそこに、新年会での振袖の写真を見てもらったり、ラオスに行ったことなど、一生懸命練習しているナースのAさんや薬剤師のMさんに時々先輩ヅラしてちゃちゃを入れながら、先生にべらべらと喋ってストレス発散してきた（笑）


先生からは9月に映画の仕事でラトビアに行った時のお話をうかがった。

今年の秋公開予定の「恋する着物」という桃井かおり主演の映画のロケという、なんとも楽しそうな仕事。

先生方も着物ショーのモデルとして出演しているそうで、ならばますます公開が楽しみだ♪


すると、来月、友達の結婚披露宴に着るのを目標に、訪問着に袋帯の着付けを練習していたMさんに突然こんなことを訊かれた。

「先生は布を買ったり帯を作ったりしてますけど、何が目標なんですか?」


えっ、目標?


そうねえ‥‥

結婚式にも、もう呼ばれなくなったしねえ‥‥


一瞬、着物姿でチェロを弾くところを想像したけど。

まあ、楽しくキモノが着られればいいんだけどね。


以前、着物雑誌で紬の振袖をモデルさんが素敵に着ているのを見たのが忘れられないと先生に言ったら、「赤い結城紬なんていいわねえ」と先生。

「二反買えば仕立てられるわよ」


そう。
普通は最初から振袖を仕立てるつもりに織られたものでないと、普通の着尺では袖を長く仕立てることはできないのだ。

『いやいや、一反だって高価なのに、それを二反分なんて‥‥』

「アンサンブル用を探したら?」


おおっ!
その手がありましたか!

着物と羽織が組になったアンサンブルであれば、羽織から袖分がとれる。
さすが先生でございます。

目標ができましたです。

そうしたら、今度はぜひ、変わり文庫を結べるようになりたいっす♪