インドからトルコへ

久しぶりのチェロのレッスンのあと、インドの染め布専門店GAYAさんの展示会へ出かけた。
最終日ギリギリセーフ。

夏は、サラリと気持ちのいいインド綿が一番。

GAYAさんには、インド各地の手染めの布や着やすくて素敵なお洋服がたくさんあって、布好き、インド綿好きにはたまらなく魅力のある店。

行くのは展示会の時だけだけれど、帯の制作欲なんかも大いに刺激されて、毎回ウキウキワクワクする。


いくつか試着して、購入を決めたのは、後ろがバイアスになってるバックシャン（笑!）チュニック。
GAYAさん定番のデザイン。

赤ポスト色は、ワタシの顔色を良く見せてくれるし、着れば気持ちもアップするお助け色。

どんどん着て、ザブザブ繰り返し洗っていくと、肌の一部のようになってくるのがインド綿の特徴。
今年の夏は活躍してもらおう!


この日偶然身に着けていたのはインドのアクセサリー。
何年か前にパリのインド系の店で手に入れた。
店のマダムの話だと、出身はパキスタンだとのことだった。
イスラム教徒だったから、カシミールあたりなのかもしれない。
その店も、アンティークの布やアクセサリーがたくさんあって、パリに行った時は必ずのぞく店のひとつ。


パリに10年ほど住んでいたというGAYAのお嬢さんと、しばしフランスの話になった。
たしか彼女はフランス人と結婚していたのではなかったか...

先月、久しぶりに数日間パリに滞在したそうで、移民問題、貧困の格差拡大など、肌で感じてきたという。

GAYAを出たあと、近くのトルコ料理店に入った。
ピデというピザの原型と言われている美味しいパン料理でランチ。



一見、地味なお局事務員風の女性が給仕をしていたけれど、帰りがけに思いがけず彼女とトルコの話で盛り上がった。

トルコもフランス同様、今は移民問題やテロ事件で大変。
店を訪れるトルコ贔屓のお客さんたちも、みなやきもきしているとのこと。

欧州の混乱が早く良い方向に落ち着いてくれることを願う。