かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

子供が先生になってもいい

2015年02月26日 | Angels' message
故郷N小6年生のタバコの授業の感想文。
彼らは、「中学生になるのは楽しみ!」とうれしそうに答えてくれた。


私は今日の話を聞いて、まぁグロイやつもあったけど、私の知らないことがたくさんありました。
先生はタバコ博士と言っていましたが、私は本当かなとは思ったけど、聞いていたらすごくタバコのことを知っていたのですごいと思いました。
私のお父さんはタバコを吸っているので、私は「いつタバコやめるの?」と言ってみたら、お父さんは「ハイハイ」と言っているけど、絶対やめません。それは何かの薬が入ってるのかなと思いました。それは本当に薬のせいだったので、それでやめられないんだと思いました。
私も大人になったらタバコとかは吸わないようにしたいと思いました。
私はその話をお父さんに伝えたいと思いました:)


今日の喫煙防止教室を聞いて、たばこをすうとどうなるのか最初は知りませんでした。でも、たばこをすうと、どうなるのかよくわかりました。血管がしまって、最後には心きんこうそくや脳こうそくになるという大変なことが起こるということが今日わかりました。タールとニコチンという悪いものがはいっていて、ぼくが大人になってもぜったいにたばこをすうのはやめようと思いました。
今日、家に帰って、親に「たばこはやめたほうがいいよ」と話あいたいと思いました。


たばこのことについておしえてくれて、ありがとうございます。たばこはとても危険だということがわかりました。
ニコチンのさようで依存症と麻薬の効果があるなんて知らなかったので、すごいやばいのをおじいちゃんは吸っているのだなと思いました。
タールが歯や肺についているのをみたときは、すごい見たくないこうけいなので、はきそうでした。
ぼくはほぼ毎日、受動喫煙をうけているので、やだと思いました。


今日はタバコのお話を聞かせてくれてありがとうございました。とても勉強になりました。
私はタールというがんのもとをはじめてしりました。
私が家族でスキーに行った時、前の人がタバコをすっていて、すい終わったらそのまま捨ててしまい、そのタバコを見てみると、まだけむりがでていたので、ダメだなと思いました。
今思うと、とてもこわいことだと思いました。
私が大人になっても、タバコをすわないようにしたいです。
今日はありがとうございました。


ぼくはタバコをすうことくらい、たいしたことはないと思いました。
でも今日勉強したことによって、タバコの怖さがよくわかりました。
ぼくは、タバコは気分てんかんに使うんだよといわれたことがあるので、大人になったら、気分てんかんに使おうと思っていました。でも今日、先生に指導してもらったので、大人になったらタバコをすうという気もちがなくなりました。タバコをすうと命もおとしかねないので、絶対にすわないと思いました。



平成の初めの頃、中学校がとても荒れていた時期があった。
あの頃の中学生たちが、今の小中学生の親になっている。

行く先々の学校で、先生方から、片親家庭だったり、喫煙している親が多く、子ども達の髪の毛や服がタバコ臭いので心配だと聞かされることも多い。

でも、今の子ども達に良質な教育を行き届かせれば、その子ども達が自分の親たちを教育し直してくれるんじゃないか、と本気で思う。

先月、雪降る中、恩師に授業参観してもらった小学校の4年生の女の子の感想文。

今日は遠いところから来ていただいてありがとうございます。
なんとなく知っていた事も、初めて知った事も、とてもわかりやすく教えていただいて、たばこはすいたくない!と思いました。
私のお母さんとお父さんはたばこをすっています。どうしてもやめてほしくて、一度言ってみたことがあります。でも良い返事ではなく、”うるさい”と言われました。
きっと、くせになっちゃったんですね。
でもそれって、私がきちんとおこられてても、しっかり言わなかったのが悪いんでしょうか。
それとも、言ってもやめなかった母たちが悪いんでしょうか。
まったく、くべつがつきません。
それでもやめてほしいという思いは、ずっとかわりませんでした。
先生が話をしてくれて、やっとわかりました。
話を聞いてくれなくても、自分の思いはきっちりつたえようと思いました。
今日は本当にありがとうございました!





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