師匠がぁ！

久しぶりの個人レッスン。
やっぱりすごく勉強になる。
良い師匠とめぐりあえてアタシは幸せ者だ。
レッスン中に思わずそう口走りそうになって、グッと言葉を飲み込んだ。
先生のことだ、こちらが誉めた以上に自画自賛されちゃうのがオチだもんねえ。

そんな我が師匠に、恐る恐る、ダメもとで聞いてみた。

「あのう、先生、来月13日はお暇ですか？」

「何？披露宴？」

クーッ、先生ジョーダンきつっ

「えぇ、まあそんなようなものですけど…オケの演奏会に来ていただけませんか？」

「あぁ、丸の内交響楽団ね？うんいいよ」

キョヘ～　　
まじっ
やったぁ

まさか、こんなふたつ返事、いや、一つだけど・・・快諾いただけるとは予想してなかったし。

でもちょっと心にひっかかっていることがふたつアリ。

「何やるの？シンフォニー？」と先生に聞かれてチラシを見せたら、黙ってじーっと見てるだけ。
プログラム内容についてなーんにもコメントなし

それに、アタシが首席デビューするんだってこと言いそびれた…

嗚呼、これから本番まで、指に血がにじもうが、痛み止めに鍼を何本打とうが、必死に練習しよう