かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

空飛ぶ卑弥呼

2018年10月31日 | 今日こんなことが

朝の回診時、昨晩から呼吸が苦しくなっている患者さんがいらっしゃった。

病気が悪くなってきているようであった。

けれども、患者さんいわく、「夕べ、攻撃隊に襲われたんですよ」とおっしゃる。

攻撃隊?

医者たちの頭にはおそらく一斉に「せん妄」という文字が浮かんだが、「怖い夢見ちゃったのよねえ。それでびっくりして苦しくなっちゃったのよねえ」と夜勤看護師がフォローする。

ご本人も、夢であったことはわかっているようだ。

 

そんなことから、回診中に夢の話になった。

 

「ボクは数日に一度、大学のテストでカンニングしたのがみつかって、卒業できなくて、また1年生から医学部やり直ししなくちゃいけないって夢見るんですよ。夕べもみました。異常ですよね」

 

そりゃ異常だ。

よっぽど学生時代のことがトラウマになっているのか、ストレスを感じているのか・・・

 

そういえば、私も夕べはシュールな夢を見た。

場所は山の中の、大きなモニュメントがある広場。

そこには卑弥呼らしき白装束の美人がいて、ハンドルのついた乗り物にまたがり、しゅーっと空を飛んでいるのであった。

 

あまりにもシュールな内容だし、卑弥呼(だと思った)が出てきたものだから、「宝くじ買ったほうがいいですよ」と同僚に言われたが・・・

 

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