職場に復帰するやいなや、数年来使っていた部屋を空けよと命令された。
とはいえ、移動先はまだ決まらないので(なんやねん!)、とりあえず身軽になるべく、荷物の整理をボチボチと始めた。
とつぜんのことで動揺したが、よくよく考えてみれば、運気を上げてくれなかった場所だし、身辺整理ができてこれ幸いと考えることにした。
自分の場合、まず手を着けやすいのは、本や雑誌、書類など。
先のことを考えて、いずれ書棚は自宅のみにするつもりで、職場と自宅の本棚整理を平行して始めた。
学会誌はすぐ処分するようにしていたが、まだ何冊かあったので、すべて捨てた。
ペーパーレスが推奨されているとはいえ、まだまだ紙書類が多い。
けれど、たいていはダブっているのだ。
ぃざとなれば、パソコン上とか、どこかからか復活させられる。
なので、それらには保管する価値がなくなった。
だから、どんどん捨てる。
文庫本などは定期的に院内図書に献本してきたが、今回もあんがいな量、出した。
自宅の着物雑誌は、着物に興味を持ち始めた人が欲しいというのであげた。
そうしているうちに、健康的片付け欲がわいてきた感じ。
いつの間にかたまった中途半端に残っているレターセットやら、カード、絵葉書など、可愛らしいものを同僚のジュニアちゃんたちにもらってもらった。
また、数年来の手帳(なんでとっておいたん?)を処分した。
手帳に挟み込んであった展覧会のチケットをこうして並べてみると、自分の趣味の傾向が見えるようだが、しおりとして残したいと思うものは1枚もないな。
見ごたえあったな、と記憶にのこるだけでじゅうぶん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます