ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

役立たず・・・

2007年10月16日 | 支援員の仕事
朝、多動気味の男の子がクスンクスンしてました。
着替えもまだで、でもあんまり世話を焼いても
担任の先生にその子が怒られちゃうので
様子をみていたのですが・・・・

少ししても支度が終わらないので聞くと
「昨日の夜から耳が痛い」
これは中耳炎だね・・・と思い、
担任の先生に報告しました。

担任はおうちの人に迎えに来てもらう
手はずを整えました。その間、その子の面倒を
見ていたはずなんだけど、その後に起きた衝撃的な
ことのせいか、数分間の記憶が消えてしまってます・・・

記憶が再開するのは、その子と廊下に出て2歩くらい
歩いたところからです。

すごい勢いでその子の胃の中の物が逆流して
放物線を描きました。

あまりの勢いと、「手で押さえる」なんていう
余計な動作がなかったため、被害は廊下だけに
留まりました・・・

いきなりな出来事に、平常心を失った私。
事態に気づいた他の支援の先生がかけつけてくれました。

私はとっさに
「古新聞!!」
と思い、教材室というところに走ったのですが、
いつもの場所に置いてありません。

他の支援の先生が追いかけてきて、探してくれました。
それを持って現場に戻って、片づけを手伝おうとすると
「ここはいいから、○○くんを見てやって」
と言われました。

そう、その子をほったらかしでした・・・

水道でうがいをさせて教室の席に戻しました。
それから片づけを手伝おうとすると、
あらかた片付いていて
「アルコールで消毒しないとね・・」
という声が聞こえてきました。

あわてて保健室に走ったのですが、保健の先生は
いなくて、アルコールの場所がわかりません・・・
あまりに遅いので他の支援の先生が見にきてくれて
ちょうど戻った保健の先生もやってきて、
消毒セットを渡してくれました。

現場に戻り、消毒しようとしたところ、
他の支援の先生が
「ついでだからやるよ」
と言ってくださったのですが、申し訳程度に
手伝いました。

結局消毒セットもその先生に片付けてもらってしまい、
結局私はあわてただけで、役に立ちませんでした・・・

その後少し落ちついて考えたのですが、
廊下しか被害がでなかったのは本当奇跡。

多分その少し前は教室の机に座っていたはずで
そこで逆流が起きれば、机の上のランドセルや
体操着袋まで被害が及んでいたでしょう。

席を立った直後だったら、席の周りに子も
無事だったとは限りません。

私のその時の立ち位置が、その子の少し後ろで
なければ、私にも被害が確実に及んでいたでしょう・・

いやぁ~、奇跡だよ・・・

その後、2時間目の終わった時にも他の男の子が
「気持ち悪い・・・」
と訴えるので、今度は用心して保健室まで連れて
行きました。お熱があったので、結局早退になったのですが、
その子も
「夜中に暑くて目が覚めた」
と話していたので、登校する前から調子が悪かったのは
確実。

結構午前中の早い時間に早退する子が多いんです。
親が子供の体調をあんまり見てないのか、
それとも知っていても、
「大丈夫」
と送り出すのか(仕事とかあるとね)・・・

出来たら2度と起きて欲しくないな(逆流の方ね)。




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