十六夜月
2019-09-14 | 日記
十六夜月(望)
そういえば、
9月は この住まいに転居してきた月。。
そう、まさしく
月があまりにも近く
美しく輝いていたのを思い出しました
中世 鎌倉時代(1283年ごろ)に書かれた『十六夜日記』は
この日の月(十六夜月)にちなんでつけられたもの。。
夜は 暗闇と化す時代の人にとって
月明かりは 神秘でもあり
安らぎの気分を与えてくれたことでしょう。。
私も
子どもの頃から
夜空を眺めるのが好きでした。。
特に 月夜は 格別
古には
夜の暗闇は当たり前で
自然の摂理の中で
静かに 長夜の月を愛でたり
風情を味わうだけの
ゆったりとした時間と心があったように思います
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この度の台風被害で
停電のための不自由な生活をされている方々。。
現代ならではの理不尽さというものを強いられること
自分を置き換えてみても とても苦痛な毎日であること
感じ入っています
豊かさ と 便利さ の先に
当たり前に慣れすぎたものが破壊された時に
現代人のひ弱さを痛切に思い知らされます
千葉県の場合は。。
(申し訳ないけれど)
いかに 千葉県という風土は、
房総半島という位置づけにあって
いかに 過疎&僻地 という要素が大きいか?
というところへの認識違い、
日ごろから、自治体の方々の自覚が
不足していたのか? 失念か・・・忘却か。。。
都会ぶっていた()・・・というか、
県南部地域のインフラの防災管理が甘かった。。
これは、東電だけの責任ではない! と思うのです。。
県市町職員は基より、
住民の方々も
都心に近い・・という
交通の利便性に気を取られ過ぎず、
そもそもの立地=半島が
今回のような事態を被る可能性を持ち合わせている、
そのことを踏まえて
今後の災害に備えられるよう復旧を願うばかりです
そして
本来の温暖で風光明媚な土地柄を取り戻されて
その時には
夜空の月を!
自然の明かりを!
静かに眺められるよう、
穏やかな生活を取り戻してほしいです
東電の方々や関係各所の皆さん!
一日も早く通電 と 断水解除できるよう
頑張ってください!
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