台風は海上で発生することから
船乗りの方の間では、
強風の吹く右側を「危険半円」
反対に左側を「可航半円」
と呼んで
安全な航海（航路）を確保するうえで重要、
とのこと。。
今回の台風15号で大きな被害を受けた千葉県は
まさしく「危険半円」側に位置していました。。
しかも！
千葉県は『首都圏』のイメージから
都市的エリアのようでいて
じつは 『房総半島』という地形であること、
日常的に忘れられている（？）ような気もするのです。。
ここで 『定義』
『首都圏』とは、
東京と
埼玉県、千葉県、神奈川県、
茨城県、栃木県、群馬県
及び 山梨県の区域 とする
（1957年制定の首都圏整備法施行令）
再認識しました
『関東地方（一都六県）』で生まれ育った私としては、
『首都圏』＝『関東地方』だと思いこんでいましたが、
そこに、山梨県が加わるそうで。。。
なぜ、
(私が)『首都圏』という表現にこだわったか？
というのは、
『首都圏』というニュアンスが
首都：東京に近い『都市部』のイメージのまま
育ってきた感覚が 個人的に根強かったから・・です。
これは、
『圏央道』の地図です。
そして、
『圏央道』とは、以下の通りです。
私の中の『首都圏』のイメージは
この『圏央道』の中のエリアでした。。
それとは別に、
『東京圏』という表現もあって、
これは当初、
東京・神奈川・千葉県を『都市圏』と定めていたものが
時代とともに拡大され、
現代は ほぼ、
『圏央道』で結ばれたエリア＝『都市圏』となるようです。
（Wikipediaなどを参照して考察）
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一般の持つイメージの『首都圏』という範囲と
それを占める『関東地方』の中でも
東京・神奈川・千葉県を『都市圏』だと自負する
多くの方々もいらっしゃるのですが、
拡大した範囲を 『圏央道』の範囲として見ると、
東京・神奈川・千葉県 3県、
加えて 埼玉・茨城などは
『都市圏』から外れているエリアが広範囲。。
それどころか、
『圏央道』で囲まれた地域も
にわかに表面的な開発が先行していて
まだまだ街としての完成度は低く、
インフラ（道路交通網など）の 災害時危機管理が
万全ではない、 ということを
今回の千葉県内の台風15号被害が証明してしまった
ともいえるかな・・・と。。
特に、
千葉県は『房総半島』なのですよ
『半島』とは、
3方位が水（海・川・湖など）に接している
陸地のこと。 （Wikipedia)
陸地の一部が
海などの水域に突き出た形になった部分である。
非常に小さいものは岬と呼ばれる。
（コトバンク）
こういった本来の地形＆特有の気象を忘れて
『都市型生活』を導入しても、
やはり 自然現象にはかなわないところがある、
そういう思いがしました。。
今朝のあるTV番組内で、
台風被害後一週間での停電復旧率について
昨年の関西電力 と 今回の東京電力 とを
比較していました。。
関西電力は 98（.？）％
東京電力は 68（.？）％
この差はやはり、
被害の多くが『房総半島』という南側の地域だったこと、
あらためて『半島』エリアでの災害は、
その地形（山林の倒木が悪影響）のために
復旧に時間がかかる要因になっていることを実感しました。。
でも！
現実の事態を
そういうところで言い訳をしてる場合ではない！！
津々浦々まで
一軒も逃さず 見回りをして欲しい、
そういう役割の方々に 切にお願い申し上げます
【追記】
被災者の方が仰っていました。
①地域無線の放送内容がよく聞こえない
②（当初のころ）おにぎりなどの配布も
放送がよく聞こえなくて
やっと場所を知ってたどり着いたら
「ごめんなさい、配布切れです」と言われた
③給水所が遠くて
水は重いし、運べる限りの水量で
生活排水も飲料も賄うのは大変
などなど、
老齢の皆さんにとっては気の毒な状況。。
どうして？
一軒一軒見回って
「取りに来てください」ではなく、
「届ける」ことができないの？
そうすれば、
同時に、情報交換ができるでしょ！？
『首都圏』でありながら
取り残されたような状況を強いられている人が
未だに多くいること、
北西部エリアで
幸いにも難を逃れた地域の住民として、
何もできない もどかしさを抱いて
毎日情報を見ています
【速報】が入りました！
千葉の大規模停電
「復旧に1週間以上」
菅原経済産業相（スマートニュース）
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